4月23日 遂に♀が羽化
帰宅してみると、4頭目が羽化.大きい.待望の♀だ!
その姿をよく見せておくれ
ああ、いつ見ても美しい.
では早速、生息地へ連れて行き、待つ事にしよう…
(19:30辺り)
風向き的には良好であったが、結構強い.♀のいるカゴは車からぶら
下げているのだが、風に吹かれてガタガタ揺れる.
♀の様子はと見ると、羽は立てていなかったが、コーリングを始めて
いた.カゴの揺れは大して問題ではないのかも.
それから30分経過した辺りで・・・風下から真っ直ぐ飛んでくる
♂の姿を発見!カゴの蓋を開け、撮影する頃には既に♂はカゴに入って
いた.
飛んできた♂は1頭.
間もなく交尾は成立した.
交尾を解くのを待つと日付が変わってしまうので、蓋を閉じたカゴ
をそのまま車に積んで帰宅.
4月24日 3者観察
飛来した♂は外横線(羽の黒い線)がウチで羽化の♂に比べて
太目のようである.
背中から見るとよりくっきりと.
お腹を別角度から.よりお腹が強調された^^;
これを抱えて、飲まず食わずで飛び回るのだから、本当に
「ご苦労様」である.
2頭目♀のお見合いは見届けられず
(4月24日、25日)
5頭目も♀だったので、今度はカゴに♂が近づく様子をしっかりカメラに
収めようと気合を入れていたのだが、雨は降るわ、♂は来ないわで結局
この♀は諦めて外に放した.この時既に1頭目の♀から卵を得ていたので、
あまり粘る気がそもそも無かった^^;
産み付けられた卵
この卵を得るのは少々手こずった.♀は動き回るが、なかなか産卵
をしなかったからである.どうやらカゴの天井になかなか腹端が
届かないのが原因らしく、カゴの角度が上下斜めになるように置いて
みるとすんなり産卵した.
今まではそんな工夫をせずとも♀達は産卵できていたが、この♀は
神経質だったのかな?^^;
繭の中身
簡易羽化器改良
簡易羽化器に再度改良を施す.というのも、下の輪の部分がカバーに
どうしても引っ掛かる為だ.
両方共非常に美しい個体ですね!
こちらのと比較すると、尾が長いように思います。まだ今年は出逢っていませんが、いやぁ、羨ましいです。
先日の幼虫はご指摘の通りヤママユガ でした。3匹いますが、幸運にも1匹はウスタビガでした。皆スクスクと成長しています。
オナガミズアオに関しては堂々と自慢
しちゃいます.美しいでしょ!
これ程の間オナガミズと付き合い続け
られるとは、asahama自身正直思って
おりませんでした.この幸運にただ、
ただ感謝です.
地域・気候・個体差で、その形・色には
変異が生じます.記録を取ると何か相関
が見えてくるかも知れませんね.
ウスタビガ、順調そうですね(^^*)
オオ・オナガミズと違ってこの子は年を
重ねる毎にカド(棘)が取れていきます.
そして繭作りの場面では、磨き抜かれ
た職人技が光ります!