2018/03/11 7年目にして思う事

「あの日」から7年経過する.経過はしているが終わっては
いないこの時の出来事について、拙記事で網羅して記述する事
などとてもできない.それでも、これからの防災について自身の
考えを綴ってみようと思う.

2011年3月11日に起こった事は、
今まで生きてきた中でも大変に大きな出来事であった事は今でも
憶えているし、恐らく生涯忘れることは無いだろう.

しかし、時と共に細かい記憶は本人でも曖昧になってくるだろうし、
増してや世代を超えてその時の出来事を伝達するとなると、「風化」
という壁がいよいよ立ちはだかる.

結局の所、究極的に確実な伝達方法となると「当事者になる」以外
には存在し得ないが、それでも、断片的にでも、震災に関わる予備
知識の有る・無しでは、いざ当事者になった時の行動に違いが
出てくる.

過去の教育・研究の積み重ねが今の我が国の状態を作っている.
世代を超えた知見の伝達自体は身近.最初は手探りだと思うが、
その仕組みにこの出来事に関する1ページが全国レベルで組み込ま
れる事で、この社会はまた一歩前へ進めるという事だろう.
そしてその取組は既に始まっている.取組次第では二歩、
三歩先の対策もできるだろう.

だらだら大層な事を書いたが、私自身は何ができるだろうか.
一個人でできる事など大したことはないだろうが、とりあえず
災害に関する諸々「基本的な事」を

 (1)まず私自身が学び、心掛ける.
 (2)コミュニケーションの中でそれら知見を盛り込む.

といった事はできそうだ.他、身近に関連するイベントがあったら
なるべく参加.まあ、本当身近だね.
非常用持出袋
「非常用持出袋をアクセスしやすい所に置いておく」基本の一つ