2018/01/08~13 植物

ボトルに着けた蘭の一部を再固定

ナゴラン再固定その1
一度は最新式のボトルに固定した蘭達であるが、中には活着するまでに
に特に不安なものがあった.その一つがこのナゴラン.毎日一度霧吹き
を実施しているが、それでは根の表面は半日を待たずにカラカラに
乾いてしまう.夏なら話は変わるのだろうが、そこまで待っても
いられない.では、根の乾燥を防ぐには?うむ、ボトルに根を埋め込む
しかないな! と言う訳でまずは折角作ったボトルを「ほぼ」分解する.

ナゴラン再固定その2
ネット接合箇所の内、株が位置する辺りに切れ込みを入れる.切れ込みの
大きさは株元が収まる程度とする.

ナゴラン再固定その3
試しに株をボトルに入れてみるが、ここで問題発生.根の規模が
大きすぎてボトルの上からはみ出てしまう.また、このままでは
植え込み材もうまく入らない.

ナゴラン再固定その4
やむなく、根を切ることで対応.長さを半分程にした...

ナゴラン再固定その5 ナゴラン再固定その6
根は収まりそうになったが、切欠きの大きさが少し足りなかったよう
なので、少し拡大.

ナゴラン再固定その7 ナゴラン再固定その8
具合よく入った感じなので、再びネットを閉じて、上から植え込み材
を詰め込む.この時、根の周りになるべく隙間ができないようピンセット
で植え込み材を詰めながら行った.ああ、面倒.

ナゴラン再固定その9
再固定完了.試しに水を与えると、根が緑色の状態、即ち湿った状態が
半日以上維持される事を確認.

デンドロ再固定その1 デンドロ再固定その2
同様にまだ根付いていないデンドロビウム ファルコネリーと、

Coel.スペシオサ再固定その1 Coel.スペシオサ再固定その2
セロジネ スペシオサに対して実施.

この方法の弱点は、株の形が複雑だったり、匍匐茎が長かったりする
ケースには向かない事だ.

とりあえず、上記3株に施した所で様子を見る.

アグラオネマ、花が出現

アグラオネマ花現る
昨年11月中旬に花の気配が現れて約2ヶ月.苞が開いてようやく花
の本体が姿を現した!

アグラオネマ花アップ
別の日に花をアップで撮影.何だか変わった電球みたい.

アグラオネマ花更にアップ
花の表面は粒が集まった感じであるのは遠目からでも判ったが、
一粒一粒を見ると・・・何だかジグソーパズルが組み合わさった
ような印象である.

果たしてこの後どのように変わっていくのであろうか?

マコデス ペトラ万事休す

嗚呼・・・マコデス
芽が「いやに」グラグラするなと思い、意図的にゆすってみると
あっけなくとれてしまった…(゚Д゚;)茎の節目が腐食していたのだ.
思えば、何本もあった茎はこれの繰り返しで減少していたのだった.
他に残っている芽は無い.万事休す.

セントポーリア コンコルド開花

コンコルド開花
アグラオネマに続き、セントポーリア コンコルドも待望の開花を迎えた.

コンコルド花アップ
自然光ではどうにかこの紫色をカメラで捉えることができるが、
蛍光灯では真っ青になってしまう.調べると、やはり「紫色を
デジタルカメラで捉えるのは難しい場合がある」旨の記事が
沢山出てくる.

少しばかり説明すると、
・紫色が上手く撮れる場合というのは、その紫色が
 「赤」と「青」の光の合成で放たれていた場合.
・紫色が上手く撮れない場合というのは、その紫色が
 「最初から紫」の光として放たれていた場合.
だという.

この辺りは技術の進歩を待つ他無いかのう.