月別アーカイブ: 2018年5月

2018/05/12 ハマグリ状況

ハマグリ水管
潮だまりの海水はお気に召さなかったかもと思い、故郷大洗の海水を
汲んで、漉して換水した.お、何だか調子が良くなったかも.

現在は、切らしているキートセロスに代わりフィトクロームを与えて
いるが、とりあえず食べてくれてはいる模様.換水の際、糞と思しき
物が一時期殆ど見当たらなかったのが、ここに来て再び増えている
ので判断がつく.

キートセロスを買うのは予定ではあと2週間程先.それまでコンディ
ションを保ってくれるかな?

2018/05/12 スズムシ起こす準備

物入れから取り出した容器
そろそろスズムシを起こす時期だ.去年の秋からず~っと物入れに
しまってあったスズムシのケースを取り出す.

(卵入り)土のカップ
ケースごとラップしてあったので、卵入りの土カップはほんのり湿度
を保っているようであったが、ここに水を垂らして(全体が濡れる
程度に)孵化を促す.

2018/05/13 フィールド(日立)

山側道路にて
エゴノキ満開
エゴノキが満開

コゴメウツギ満開
この花は何だろう?と調べてみたら「コゴメウツギ」
ウツギではなくバラの仲間なのね.

コアジサイ
コアジサイ.去年も沢山花を見たと思ったらまたこの時期が巡って
来た.

フランスギクか
新参者のフランスギクか.すっかり馴染んでいるようだ.

カノコガ幼虫か
足元に目をやると黒い毛虫が.よく見ると枯葉を食べている.
カノコガの幼虫かな.

2018/05/08~13 オナガミズアオ成長中

家のオナガ

(5月8~11日)
オナガミズアオ1齢(2018/05/08)
オナガミズアオ1齢(2018/05/09)
オナガミズアオ1齢(2018/05/11)
1齢らは順調に成長し・・・

オナガミズアオ2齢(2018/05/12)
(5月12日)2齢が現る.

オナガミズアオ2齢(2018/05/13)
(5月13日)この日にはほとんどの個体が2齢となった.

フィールドに放したオナガ

フィールドのオナガ1(2018/05/13)
フィールドのオナガ2(2018/05/13)
(5月13日)フィールドに放した方はどうなったであろうか?様子を
 見に行くと・・・いた! 2箇所とも無事に孵化を果たしたよう
 である.孵化してまだ2~3日といった所か.

卵の殻について確認

卵の模様と、空いた穴の位置に相関はあるのか?結果が分かる
時が来た.
孵化後の卵の殻1
これは家で孵化した個体群のもの.見事に同じ向きで穴が開いている.

孵化後の卵の殻2
こちらはフィールドから回収したもの
やはり同じ向きに穴が開いている.

上の二つは模様とは関係なしに向きが揃った?いや、確かに
相関があるのを示すのが下のもの(フィールドより回収).
孵化後の卵の殻3
左から2番目は、セット時にあえて模様の向きを他とは逆にした.
見えている向きは「目」の模様が無い側であり、反対側即ち「目」
の模様があった側に穴が開いている.
オナガミズ(多分オオミズも)の卵は「目」の模様がある所から
孵化・脱出する事が分かった.そうなれば、固定の際、もっと卵同士
を詰める事ができそうだ(隣の卵に支えて脱出できない心配が
あった).

2018/05/07~13 ヤママユ成長中

家のヤママユ

脱皮間近か(3→4齢)
(5月7日 6:30)体に皺がより、もぞもぞ動いている.脱皮が近そう.

4齢
(5月10日)7日の内に4齢となり、食事を始めている.

頭が何だかきれい
(5月11日)ヤママユの緑の頭はつや消し.何だか綺麗.

枝を交換
(5月12日)体長5cm程.枝を交換.コナラの葉は既にしっかり固く
 なった.

(5月13日)
順調な事は順調だが、素直でないこともする.
食べかけの葉を落とす
食べかけの葉をかじり落とすし

逃亡を図る
下から逃亡を図るし

枝の状態は良好そうだし、もう1頭は落ち着いて葉を食べているし、
特に食事を中断したり、逃亡を図ったりする理由は見当たらないけど
野生の昆虫ならではの知恵があるのかも知れない.

食事再開
暗くなる頃には落ち着き、食事を再開.

フィールドに放したヤママユ

フィールドのヤママユ1(2018/05/13)
フィールドのヤママユ2(2018/05/13)
(5月13日)2頭しか見つからなかったが、生存を確認.
 もうすぐ4齢になる所かな?

2018/04/30~05/06 オナガミズアオ卵の調整~孵化

卵の調整

(4月30日)産卵から5日程経ったので、そろそろカゴから卵を外さねば
カゴから卵を外す
まず、卵を水で濡らしてカゴからはがす.

卵をほぐす
塊状の卵は、水に浸した状態で楊枝等を使って1個ずつほぐす.

整列させた卵("目"がある側)
紙の帯に整列・接着させた後の状態.
※手順の詳細は以下の過去記事を参照の事.
例1例2

今更だが、卵には「目」のような模様がある側と無い側がある事に
気付く.↑画像は「目」がある側.

整列させた卵("目"が無い側)
こちらは無い側.白く塗りつぶされた領域になっている.
孵化の際、決まった所から出てくるのか?確かめる為、模様を基準に
卵の向きを揃え、整列・固定させた.

枝着け準備をすませた卵
調整が終わった卵.卵は全部で26個あり、作った枝着け紐は、10個付が
2本、6個付が1本.

鉢植えに一つ枝着け
10個付の1つを鉢植えのオオバヤシャブシの枝に着けて、他は
生息地の食樹に着けた.

5月6日 孵化確認

午後帰宅してみると、孵化した各個体が思い思いの場所にいるのを
確認した.孵化には11日程を要したことになる.
オナガミズアオ孵化(5/6)1 オナガミズアオ孵化(5/6)2 オナガミズアオ孵化(5/6)3
大きさからしてこの日の朝孵化した模様(1つはまだ).
小さい被写体は撮りにくいね^^;

では、卵のどの位置から孵化したのか?孵化した卵を見る限りでは
何れも「目」のある側に穴が開いている.よく見える写真を撮りたい
所だが、まだ孵化していない卵が一つあるし、紐を外す際、周りの
まだか弱い幼虫らに危害が及んではいけないので、
もう数日待つとする.

2018/04/30~05/06 ヤママユ

ヤママユ3齢(4/30) ヤママユ3齢(5/1) ヤママユ3齢(5/2)
4月30日、ヤママユは2頭とも3齢に.

ヤママユ3齢(5/3)
よく見ると、一部の腹節(この個体は第二・第三腹節)に銀色の玉が
飾られている.一体これにはどんな意味があるのだろう?

ヤママユ3齢(5/4)
ヤママユ幼虫は、食事に先立ち、葉柄を皮一枚残して齧る(円内).
葉を自身に手繰り寄せやすくする一方、落下は防止する巧妙な知恵
だ.

ヤママユ3齢(5/6)眠1
ヤママユ3齢(5/6)眠2
5月6日現在、2頭とも眠.

2018/05/05 皇居とその周りの風景

初めて皇居とその周辺に足を運んでみたので、記念として
その風景の投稿.ただそれだけ.
東京駅1

東京駅2

東京駅3

東京駅4
先代の人たちは本当に美しい駅を造ったね!

コブハチョウ
一年中いる白鳥.コブハクチョウ

街路樹
街路樹が一年で一番輝く季節

街並み

警視庁+ビル群

ビル群
皇居のエリア内はビルが無い.だからこそ、ビルが沢山そびえ立つ
様を、地上にいながらよく眺める事ができる.何か風景画みたい.

二重橋
二重橋

カイツブリ
カイツブリが浮かぶ堀.生き物は沢山いるのかな?

モッコク新葉
モッコクの新葉が輝いていた.

自由の鐘
正午、鳴りそうで鳴らなかった自由の鐘レプリカ

プラタナス
恐らく冬の内に枝打ちされた高木.何かと思って、望遠レンズで覗いて
みたら、見覚えのある実が.プラタナスだった.

背の低いキンギョソウ
最近は足首程の高さしかないキンギョソウもあるのね.ハナバチ
が花を押し開けて蜜を吸い、花粉を集めていた.

巨大な亀!?
何と巨大な亀が日向ぼっこをしている!?いや、これは
本物そっくりなオブジェ

シン・ゴジラの像
街の真ん中でゴジラが吠える.カッコいい!

2018/05/04 ハマグリ近況

最近ハマグリ水管出さないな~ と思っていたら、何だか海水
が臭う.慌てて砂からハマグリを出すと、特に衰弱はしていな
かった.では、この臭いの原因は?餌の方であった.

購入から2週間程度しか経っていなかったが、こんなに早く傷むのか?
と思ったが、考えてみれば、特に滅菌処理をしていない海水で餌の
原液を初っ端から薄めている.薄めて冷蔵保存すれば1ヶ月を
超えても大丈夫と勝手に思っていたが、
きっとこれがいけなかったんだな...

今度は原液のままスポイトで少しずつ吸い出して使ってみよう.
ただし、そのスポイトは使う度に消毒っと.

あと3週間はフィトクロームでもたせて、また注文だな.