2018/09/08~09 フィールド(日立)

(9月8日)
秋口の曇り空
季節の変わり目がすぐそこに.

(9月9日)
曇り朝の海
今の所台風の接近はなく、比較的穏やかな海である.

ハエに入られたオナガミズアオ
山側道路エリアで見つけたオナガミズアオ終齢.ハエに入られている模様.
残念!

リンゴドクガか
リンゴドクガと思しき毛虫.ヤシャブシの類も食うのね.

たわわに実るイヌザンショウ
イヌザンショウに実がたわわについている.

アゲハ2齢か
イヌザンショウにアゲハ類の2齢あたりを発見.

茂みに隠れていたハラビロカマキリ
同じ樹の茂みに隠れていたのはハラビロカマキリ.幼虫らが大きく
なるのを待って食うつもりか.ずるい!

熟し始めたクサギの実
クサギの実が熟し始めている.己を目立たせる為、萼片が効果的に
働いているね.

ヘクソカズラの花
ヘクソカズラの花.よく見ればムクゲのような色使い.意外と派手である.

ツユクサ花盛り
ツユクサの花も沢山集まればそれなりに見応えが出てくる.

ハギの花
クズやコマツナギより一足遅れてハギの花も咲きだした.

ヌルデの花
ヌルデの花とアワブキの花って雰囲気が似てる.

センニンソウの花
暗い茂みをバックに光り輝くはセンニンソウの花

近頃は秋が来たと思ったらいきなり冬になる.今の内からじっくり
目に焼き付けておきたい.

2018/09/01~02 オナガミズアオ(+フィールド 日立)

9月1日 枝着け準備

産卵から間もなく1週間が経過するので、急いで枝着け準備を行う.
卵枝着け準備1
卵枝着け準備2
卵枝着け準備3
卵は全部で44粒.内1粒は標準より潰れており孵化の見込みは低い.

オオバヤシャブシ鉢植え今年2回目の使用
春の飼育から暫く養生していたオオバヤシャブシの鉢植え、再び
使用できる状態になったので使わせてもらう.枝が盛大に垂れ下がっ
ているので紐で誘引しておく.

枝着けした卵
鉢植えの枝に着けた卵.卵は7粒.この他の卵はオオバヤシャブシの
生息エリアに放す(日立バイパスのエリアと塙山のエリア、計4つの
ポイント).

9月2日 孵化

あと2日程かかるのかと思ったら、枝着けの翌朝には孵化が始まった.
卵の期間は7日と半日であった.枝着けがあと1日遅れていたらと思うと
…少し焦った.7粒全て孵化.
オナガミズアオ 孵化

オナガミズアオ 葉を食す1齢
早速葉をかじる1齢.1頭だけ葉を食べずひたすら彷徨う個体が・・・
見当たらなくなってしまった・・・どこか葉の隙間にいるだけなら良いが.

日立バイパスエリア オオバヤシャブシ群落
この調子ならオオバヤシャブシエリアに放った卵も孵化している筈.
早速確認に向かった.まずは日立バイパスの方.
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(2018/09/09追記)
↑このエリアのオオバヤシャブシ群落は昨年6月にも写真に収めている.
オオバヤシャブシらは、その頃に比べて目を見張るような成長を遂げている.
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枝着けポイント1
枝着けポイント2
このエリアの2本の樹に卵を着けていたが、元から潰れていた1粒を
除いて全て孵化していた.

次に塙山のエリアに向かった.こちらにも2本の樹に卵を着けておいた.
枝着けポイント3
枝着けポイント4
ふむ、こちらも全て孵化した模様.ここまで揃って孵化されると何だか
嬉しいぞ.

虫?いや、髪留め!
やや!フェンスに新手の虫が!? 一瞬騙されました^^;

当方がタッチしていない個体発見

山側道路を更に南下して森山のエリア(枝採りによく行く所)まで
足を延ばすと1つの樹に終齢2頭、亜終齢2頭を発見.
見つけたオナガミズアオ(終齢1)
見つけたオナガミズアオ(終齢2)
見つけたオナガミズアオ(亜終齢1)
見つけたオナガミズアオ(亜終齢2)

フキバッタ
このエリアのオオバヤシャブシの葉で時々見つかるフキバッタの類.
何フキバッタだろうね…^^;

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(2018/09/03追記)残り2頭の蛹は未だ羽化せず.休眠の可能性が濃厚になってきた.

2018/07/16~22 オナガミズアオ成長中 他

飼育組等の様子

生まれたばかりの1齢
(7月16日)孵化から2日目.朝日を浴びて気持ちよさそうに食事をとる1齢

成長が進んだ1齢
(7月18日)そろそろ眠

2齢現る
(7月19日)2齢現る.

成長が進んだ2齢
(7月21日)例によってどんどん成長が進む.

(7月22日)
3齢現る
早くも3齢が現れる一方で…

飼育組で一番遅い個体(2齢)
こちらはまだ2齢で成長中である(この個体は1齢の時点で食いつきが
いまいちであった).

冷蔵組1個体回収(1齢)
不安に感じていたasahamaは、7月21日に枝着け、同日の内に孵化を
果たしていた冷蔵組の1個体を連れてきたが、この個体も食いつきは
いまいちかな…^^; 上記2齢はとりあえず落ち着いて食事を繰り返して
いるので、この1頭の追加は徒労に終わる可能性はある.

回収した卵

枝着けの卵回収(常温組) 3粒発育せず
枝着けしていた常温組の卵を2本分全て回収.全14粒の内3粒が孵化していなかった.
カッターで中を見てみると、青黒い液が詰まっているだけで、幼虫の姿は無かった.
無精卵だったのかな?或いは冷蔵の影響が出たか.

生息地で育つ個体

外に放した卵由来の個体(2齢)
(7月21日)枝着けの卵由来とみられる個体(2齢)を1頭確認

(7月22日)
屋外で発見の終齢1 屋外で発見の終齢2
今回枝を採っている地点のオオバヤシャブシの枝にて、思いがけず
オナガミズアオ終齢を2頭発見.

屋外で発見の亜終齢
亜終齢(多分4齢)の個体も発見.

屋外で発見の卵
ここで見た終齢・亜終齢は、7月4日に産卵し飛んで行った母蛾の子とは
間違いなく別と思われる.しかし、この卵はひょっとするとその個体が
産んだのかも.

イラガ幼虫
ハンノキ類にはイラガもしょっちゅう付くので気を付けないと^_^;

その他

撮ってもらって、頂いた写真
これは、鉾田のとあるネイチャーな施設にオナガミズアオを連れて行った
時に思いがけず撮ってもらい、そしてまた、思いがけず頂戴できた写真
である.匿名のブログなので詳細を色々書けず歯がゆいのではあるが、
とても鮮明で美しい仕上がりにただ、ただ感激であった.と記しておく.

2018/07/16 フィールド(マメ科の花3種)

日立の山に咲いていたマメ科の花3種
フジ
最初目にしたとき、また新手の蔓植物か?と思っていたが、近づいて
みると紛れもないフジ.夏場も稀に咲くことがあるようだ.

クズ
こちらはクズ.「秋の七草」の一つだけど、今頃から既に盛りを
迎えている.

トウコマツナギ?
人の背丈程に育ったブッシュにて開花のこの種は、トウコマツナギ
だろうか?

マメ科の樹木は他にもハギの仲間、ニセアカシア、ネムノキ、イタチハギ、
ジャケツイバラ(APGに倣って)と、数多くの種類が生えている.
まさにマメ科天国ね.

2018/07/01 フィールド(日立:海岸~林にて)

日立北部の海岸
日立市北部のある海岸に初めて寄ってみた.

浜辺にて

ハマダンゴムシの骸? いや、オカダンゴ
海岸では癖の如くハマダンゴムシ捜索.それっぽい死骸を一つ
見つけたが、尻の様子からオカダンゴ.

ハマボッス
見慣れない花を幾つか見かけた.これは調べた所ハマボッスというようだ.

林に分け入る

青いワラジムシ
日陰の石をひっくり返すと青いワラジムシ発見.
弱っているのだな?じっと動かない.

多分ノアザミ
ノアザミは見慣れている.

アザミに止まるセセリ
セセリが止まる.ノアザミは花期が終わりに差し掛かっているようで
種が出ているものも多かった.

ウツボグサ
この草、以前別の場所でも見たことがあったが、名前がなかなか
判らなかった.てっきりハマウツボの仲間かと思っていたが、

ウツボグサ上から
「ウツボグサ」というシソ科の草である事が判った.惜しいのか
惜しくないのか.むしろ、「ハマウツボ」という名はこの草が基に
なっているのね.

ウツボグサ群落
見れば、ウツボグサは群落を成していた.

テングタケ?
これはテングタケ?晩夏のイメージだが、もう出ているのか?

テングタケ?出たばかり
若いキノコもある.

オカトラノオ
林の中で清楚に咲くオカトラノオ

ギボウシ類
ギボウシの花はもうすぐ終わり.

オオバノトンボソウ
見た目地味だが、蕾の様子がいかにも「ラン」をしている植物が
幾つも見つかった.

オオバノトンボソウ 花
地味だが、これが開花している様子らしい.調べると、
「オオバノトンボソウ」というラン科の植物のようだ.

コクラン?
その下に生える下草の間にひっそりと咲くこれまた地味なラン的な
植物を見つけた.調べると、どうやら「コクラン」のようだが.

林の中は思ったよりも涼しく快適であった.しかし、蚊が詰め寄って
来たので早々に退散^^;

2018/06/04~10 オナガミズアオ全員蛹へ

家のオナガ

オナガミズアオ ガットパージ
(6月4日)3頭目ガットパージ中

最後の幼虫個体
(6月6日)4頭目も「あがり」となり、画像の個体が最後の幼虫となった.

最終個体も「あがり」に
(6月7日)夕方、この個体も枝先で佇み、「あがり」となっていた.

1頭冷蔵庫へ移動
(6月10日)「あがり」から1週間経った繭の一つを冷蔵庫に移動.
 繭の中は既に蛹である.あと2個体を、1週間経過ごとに移す予定.

フィールドのオナガ(2018/06/10)

~雨で撮影できなかったのでテキストのみ~
・4齢で放した個体は発見できず.先週の時点で5齢だったので既に
 繭になっているのかも.
・卵から放した個体と思しき者を1頭発見.5齢への眠の最中であった.

2018/05/28~ オナガミズアオ老熟個体現る

家のオナガ

オナガミズアオ終齢(2018.05.31)
(5月31日)もう何日かで老熟、という所.

オナガミズアオ終齢(2018.06.01)
(6月1日)体長は7cm強
 個体によって体色の濃淡がある.これは淡い方

(6月2日)
オナガミズアオ終齢(2018.06.02)
今日もひたすら食事…かと思ったら

オナガミズアオ終齢 体を伸ばす
食べていた葉を完食した個体が突如体をにゅーんと伸ばす.
何のために!?「ああ、早く飛びたい!」とでも思っているのだろうか.

大体、食事に関する以外のアクションを始めたら間もなく「あがり」
のサインである.案の定、この日の夜2頭が枝先で佇み、その時を迎えて
いた(↑画像の個体がこの2頭に含まれていたかは不明^^;)

(6月3日)
早朝(4~5時)、2頭がガットパージを済ませ、すっかり体色を変え、
ワンダリングを始めた所であった.
オナガミズアオ老熟
つくづく写真写りの悪い色だねぇ^^;

繭用ケースに収める
この2頭を、作っておいた繭作り用の入れ物に収める
(この入れ物の詳細は後述).

オナガミズアオ終齢(2018.06.03-1)
生育中の個体が5頭から3頭になったので、食糧事情が一挙に好転*^^;
じっくり見ていられる.(*逆に余ってしまうのが困り所だ)

オナガミズアオ終齢(2018.06.03-2)
お、さっきまで食べていた↑↑画像の個体が佇んでいるぞ.この後また
食事を始めたが、それも止めて再び佇む.

これで、生育中の個体は2頭に.

2018/06/03 フィールドのオナガ

フィールドのオナガ(2018.06.03-1)
フィールドのオナガ(2018.06.03-3)
4齢初期に放した個体らは5齢の中~末期といった所か

フィールドのオナガ(2018.06.03-2)
一方こちらは卵の時からフィールドにいる個体.まだ4齢中頃といった
所.室内と屋外で生育にこれ程の差が出ると、ある問題が生じてくる.
繁殖相手の出現のズレだ.asahamaの飼育においては、相手の♂は野外
から得る事を原則としている.飼育の♀が早すぎる羽化をした為に野外
の♂成虫と出会えない.という事態は極力避けたい.

この問題を解消する為、ある「力技」を検討する事にした(↓へ続く).

個別繭作り用ケース作製

その「力技」とは、蛹を一定期間冷蔵する事である.冷やす事で成長
を遅らせる事ができるだろう.しかし、対象の蛹は非休眠.これを実行
して大丈夫だろうか?一応、WEBをまさぐり調べたが、詳しい情報は蚕
の蛹に関する事のみで、オオミズアオ/オナガミズアオの蛹については
ヒットせず(まあ、ニッチ過ぎるだろうな…^^;).

試してみるしかないな…まずは一週間.
ただその前に、営繭~冷蔵への期間は厳密にした方が安全だろう.
幼虫が営繭に移るタイミングは個体差があるので、個体の識別の為
個別に営繭する入れ物を作っておく必要がある.まずは2Lペット
ボトルを用意.
繭作り用ケース作製1
持ち手のある辺りで輪切り

繭作り用ケース作製2
持ち手の窪みは障害になるので除く.カッターの刃が折っても
折ってもこぼれるので、鋏も使う.

繭作り用ケース作製3
底側に、転倒防止の為の小石*を少量、繭の足場の為の落ち葉を適当
に入れる.*小石は100均でも手に入る.便利な時代になったものだ^^;

繭作り用ケース作製(完成)
注ぎ口側を嵌め込んで完成.

あとは、年頃の幼虫を入れ、その日付のラベルを着ければいつ
その繭を冷蔵庫に移すか検討できる.とりあえず、営繭から
1週間とした.

庫内温度7~8℃
冷蔵庫内の温度は7~8℃といった所.
保険の為5頭全部ではなく、後半3頭のみを試す予定.

2018/05/13 フィールド(日立)

山側道路にて
エゴノキ満開
エゴノキが満開

コゴメウツギ満開
この花は何だろう?と調べてみたら「コゴメウツギ」
ウツギではなくバラの仲間なのね.

コアジサイ
コアジサイ.去年も沢山花を見たと思ったらまたこの時期が巡って
来た.

フランスギクか
新参者のフランスギクか.すっかり馴染んでいるようだ.

カノコガ幼虫か
足元に目をやると黒い毛虫が.よく見ると枯葉を食べている.
カノコガの幼虫かな.

2018/05/08~13 オナガミズアオ成長中

家のオナガ

(5月8~11日)
オナガミズアオ1齢(2018/05/08)
オナガミズアオ1齢(2018/05/09)
オナガミズアオ1齢(2018/05/11)
1齢らは順調に成長し・・・

オナガミズアオ2齢(2018/05/12)
(5月12日)2齢が現る.

オナガミズアオ2齢(2018/05/13)
(5月13日)この日にはほとんどの個体が2齢となった.

フィールドに放したオナガ

フィールドのオナガ1(2018/05/13)
フィールドのオナガ2(2018/05/13)
(5月13日)フィールドに放した方はどうなったであろうか?様子を
 見に行くと・・・いた! 2箇所とも無事に孵化を果たしたよう
 である.孵化してまだ2~3日といった所か.

卵の殻について確認

卵の模様と、空いた穴の位置に相関はあるのか?結果が分かる
時が来た.
孵化後の卵の殻1
これは家で孵化した個体群のもの.見事に同じ向きで穴が開いている.

孵化後の卵の殻2
こちらはフィールドから回収したもの
やはり同じ向きに穴が開いている.

上の二つは模様とは関係なしに向きが揃った?いや、確かに
相関があるのを示すのが下のもの(フィールドより回収).
孵化後の卵の殻3
左から2番目は、セット時にあえて模様の向きを他とは逆にした.
見えている向きは「目」の模様が無い側であり、反対側即ち「目」
の模様があった側に穴が開いている.
オナガミズ(多分オオミズも)の卵は「目」の模様がある所から
孵化・脱出する事が分かった.そうなれば、固定の際、もっと卵同士
を詰める事ができそうだ(隣の卵に支えて脱出できない心配が
あった).