「海水水槽」カテゴリーアーカイブ

2018/05/26 ハマグリ近況

ハマグリ(チョウセンハマグリ)はこれで飼育1ヶ月を迎える.
チョウセンハマグリ水管
水管はハマグリの顔と言える.特に、出水管が大きく広がっている時
は元気に摂餌している時(だと思う)

エアレーション器に付く糞
摂餌しているならば出すものもある.エアレーションにそれが
こびりつくのは綺麗とは言えないが、よく食べている証拠とも言える.
※ちなみに、ハマグリが排出する、糞にそっくりなものとして「擬糞」
 がある.不要な粒子を吸い込んだり餌の濃度が高すぎたりすると
 これらを粘液でまとめて入水管から排出するが、これが擬糞.
 本当の糞は短冊状な形のはっきりしたものだが、擬糞は綿ほこり
 のようなもやもやした塊であるのですぐに判る.

漂う糞
漂う糞.摂餌中(と思われる)のハマグリはこれを出水管から
ポンポン排出する.これを見ると安心する.

2018/05/20 ハマグリ近況

ハマグリ水管伸ばす
大洗の海水に戻してからも、餌の喰いが依然イマイチな感じがした
ので、あと1週間待たずに珪藻をオーダー.届いたのを、水替えの上
早速与えると、水管を太く出して早速食事開始(原液5mlは多過ぎた
ようで、擬糞も排出していた.が、真の糞も沢山出していた).
やっぱり生の珪藻はおいしいのかな^^;

体重比で言えば、多分我が家で一番贅沢な食事をしてる生物では
なかろうか(汗)

2018/05/12 ハマグリ状況

ハマグリ水管
潮だまりの海水はお気に召さなかったかもと思い、故郷大洗の海水を
汲んで、漉して換水した.お、何だか調子が良くなったかも.

現在は、切らしているキートセロスに代わりフィトクロームを与えて
いるが、とりあえず食べてくれてはいる模様.換水の際、糞と思しき
物が一時期殆ど見当たらなかったのが、ここに来て再び増えている
ので判断がつく.

キートセロスを買うのは予定ではあと2週間程先.それまでコンディ
ションを保ってくれるかな?

2018/05/04 ハマグリ近況

最近ハマグリ水管出さないな~ と思っていたら、何だか海水
が臭う.慌てて砂からハマグリを出すと、特に衰弱はしていな
かった.では、この臭いの原因は?餌の方であった.

購入から2週間程度しか経っていなかったが、こんなに早く傷むのか?
と思ったが、考えてみれば、特に滅菌処理をしていない海水で餌の
原液を初っ端から薄めている.薄めて冷蔵保存すれば1ヶ月を
超えても大丈夫と勝手に思っていたが、
きっとこれがいけなかったんだな...

今度は原液のままスポイトで少しずつ吸い出して使ってみよう.
ただし、そのスポイトは使う度に消毒っと.

あと3週間はフィトクロームでもたせて、また注文だな.

2018/04/21~22 ハマグリ飼育開始!

(2018/04/21)首尾よく入手

チョウセンハマグリとヒラテコブシ(?)
人達が集まる前に足を運んだ大洗サンビーチで、首尾よくハマグリ
(チョウセンハマグリ)を拾う事に成功.殻の長さは丁度30mm.

ついでに、打ち上がっていてまだ動きのあったコブシガニの仲間
(ヒラテコブシか?)も持ち帰ってみたが、この日の内に息絶えた.
腹の中に妙なオレンジ色の領域が透けて見えていたが、ひょっと
するとフクロムシに侵されていたのかも.

スーパーバブラーでかい^^;
早速、準備していた水槽に、汲んだ海水および海砂を入れ.
新兵器「スーパーバブラーV」を起動し、そこへハマグリ導入.
この水槽のサイズではスーパーバブラーが大きく見える^^;

水槽に入れたハマグリは、当初ピシャリと閉じていた殻を少し
開け、水管・外套膜を出して正常に海水を出し入れしているよう
に見える.しかし、4月22日17:00に至るまで潜砂行動をとって
いない.まあ、潜ると見えなくなるし、体力も使うだろうから
できればこのままでいて欲しいな…^^;

(追記)
ああ、砂に潜ってしまった^^;
2度目の換水にてしっかり潜砂してしまった^^;まあ仕方ない.

珪藻 調達

珪藻調達
ハマグリを採った日の内に、非常用の餌として「フィトクローム」
を購入し、また、通販で珪藻をオーダーする.到着には数日
かかるかと思いきや、翌日(4/22)昼過ぎに到着.早い!

2Lペットボトルにて、海水で薄めた上で少しずつ使用することに
する.普段は無論冷蔵庫へ(ラベルを貼る必要があるな…そうだ
パッケージのラベルをペットボトルに貼り替えよう).

2018/04/03 ハマグリ飼育再開準備(その2)

水入れテスト
このボトル、本当に水で満たしても大丈夫だろうか?1日程水を満たし、
安全の為バケツに収めて放置したが、問題は起きなかった.
よし、次は砂・海水・ハマグリの調達だな.
※他に防振・置き場等検討すべき項目があるが、ハマグリを楽に
 採れる時期は限られているので、まずはハマグリ等の入手を優先.
 餌は、ハマグリが手に入った後注文するが、届くまでは
 ペットショップの液体フードでつなぐ予定.

2018/04/01 ハマグリ飼育再開準備!

ボトル・スーパーバブラー
海水水槽を畳んでから数年.asahamaの頭の虫が「こうすればいいん
じゃない?」と再び囁いてきた.

頭の虫が囁くには・・・
(1)前の飼育ではきっと溶存酸素が足りなかったんだよ
(2)前の飼育ではきっと広すぎたんだよ

(1)は分かるにしても、(2)は? 虫はこう答える.
「水量の割には水深が浅かった.しかも水槽用クーラーにも繋いで
いたね.つまり飼育環境の表面積が広い.それだと与えた餌がすぐ
に吸着されてハマグリの口に届かないかも知れない.」

それを聞いたasahama、早速対策を立てる事にした.
(1)は、「スーパーバブラー」で溶存酸素アップを図る.
(2)は、まず飼育環境を簡単にすることから始めた.水中ポンプ
 水槽用クーラーは使用しない.水槽内のストラクチャは
 エアレーション器具・底砂のみとする(砂に潜れた方がハマグリ
 は安心する.多分.).
 また、容器自体も考慮.同じ容量でも水深があった方が、
 エアレーションに伴う泡の上昇で動かせる水量が増える.
 形も四角ではなく円筒形の方が水流が滞りにくい.
 すると、餌が水中を漂い続け易い→ハマグリが餌を摂れる
 時間が長くなる.という寸法だ.

もう一つ気になるのは水温だが・・・虫は「部屋のクーラー
と保冷剤を駆使すれば大丈夫」と.本当に?

とりあえず対策は決まったので、必要な器材を買い出しに.
「スーパーバブラー」はすぐ見つかったが、どんぴしゃな容器
となると、これがなかなか見つからない.見つけたのはペット
ショップではなく*雑貨店.シンプル花瓶のようなものをイメージ
していたので、一応探してみたら見つかった.
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*(2018/04/03追記)この後エアポンプを買いに行った大型のペット
ショップに同じような形のボトルを発見.買ったものより何と
なく厚さがあるような…ウチのは大丈夫かな? なのでまずは
水を入れてテストする事に(次回記事に続く).
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よし、あと必要なのはエアポンプ(高圧力が出せるもの)、
海砂・海水、そして手頃な大きさのハマグリだな.

(2018/04/02追記)
頭の虫:「一つ言い忘れてた」
asahama:「何?」
頭の虫:「水替えは頻繁に」
asahama:…(やっぱり…^^;)

2015/09/22~27 料理・植物・海水水槽・イラスト・他

~2015年9月22日から27日までの記録~
<料理>
料理

山の芋初導入(卵・納豆と一緒に食す).今までも好きな食材だったが、その粘り故
すりおろしやその後の処理が面倒かと思って自分の料理には用いていなかったが、
使ってみると意外とそうでもなかった.
クルミ
9月22日、大洗の砂浜でクルミを拾った.集めてみると結構な数となった(71個).
種類はオニグルミの類だろう.
以前、同様に砂浜で拾ったクルミが発芽するのを目の当たりにしているので、
これらのクルミもきっと中身が入っているだろうと踏んではいた.
クルミ格闘1-1 クルミ格闘1-3 クルミ格闘1-4
さて、開けようとしてみると、これがかなり大変.プライヤーでは潰れず、
殻の合わせ目に沿ってナイフで溝を掘り、そこをマイナスドライバーでどうにか
こじ開けることができた.1つ開けるのに最低5分以上はかかっているだろうか.
とても効率が悪い.
それに、こじ開ける際破片が勢いよく飛ぶので結構危ない.
安全ゴーグルを付けていても、離れた所から「ピシッ!」と聞こえるとちょっと
怖い.

ナイフをのこぎりに替えてより安定して溝を掘れるようになったが、それでも
やはり時間がかかる.
クルミ格闘1-5 1個のクルミで取り出せる中身(仁)はこの程度.
クルミ格闘1-6 中には干からびているものも.トホホ…
クルミ格闘1-8 クルミ格闘1-9
この日は4個分のクルミの仁を得て終了.パックのご飯にシラスと
振りかけて食す.
クルミ格闘2-1 クルミ格闘2-2
9月23日、クルミ格闘2日目.小型のバークランプで押さえながら、のこぎりで
殻の合わせ目に沿って溝を掘っていくと、昨日よりも安定して開けることができる
ようになった.それでも、やはり時間がかかる.
より良い方法がないか調べてみた所、この厄介なオニグルミを開ける為に
開発された道具があることを知った.ホームセンターには無いようであったので
通販で注文した.その到着を待ってから続きを再開する予定.

<植物>
セロジネ類殺虫中
ハダニの被害が目立つセロジネ2種(オクラセア改めニティダ、カリアナ).
ビニル袋で包んだ中でワンプッシュ式の蚊取りスプレーを噴霧し、1晩以上
置いたが、その後で見ると、ちらほらと動くダニの姿が...
最近のハダニは最初から殺虫剤に強いというのか.

pln.マクラタ植替え1 pln.マクラタ植替え2 pln.マクラタ植替え3
プレイオネ・マキュラータ、葉がすっかり枯れたので植え替えることに.
(左画像)手前のより小さな鉢に植え替える.
(中画像)ヘラで鉢から根鉢を剥がし、株を引っ張ってみた所...何と根本から
取れてしまった.
(右画像)右の株では、根本に新芽と思しきものが見えるが、左の株は、その
部分が尽く枯れてしまっている.その周囲も色が良くない.これは結構まずい
のでは...
pln.マクラタ植替え4
とりあえず新しく植えつける.根本が怪しい方は、バルブの先端からの発芽
を期待して横倒しで植えつけた.
ドラゴンフルーツ
1週間程前に植え替えたドラゴンフルーツ.根が早速見え始めている.

<海水水槽>
ウニ・巻貝 最後の撮影
長らく無沙汰であったウニと巻貝.特に問題もなく幾年も過ごしてきた.
しかし、こうも変化が無い状態が続くと、飼い主のモチベーションも下がって
来るというもの.そうなってはこれらの生き物にとっても良くない.
思い切って飼育を止め、海へ逃がすことにした.画像はその直前に撮影
したもの.磯の波打ち際の水中に置いたウニは、久しぶりの海の感触を
思い出しているように見えた. 今までありがとう!

<イラスト>
切り絵#4 切り絵4作目.幼虫君初登場.

<他>
ヨトウガと思しき
遮光ネットに張り付いていた複雑な模様の蛾.調べてみるとどうやら
ヨトウガの成虫らしい.

2015/05/11~17 料理・胡蝶蘭・海水水槽・オナガミズアオ

~2015年5月11日から17日までの記録~
<料理>
料理

アジは焼けば大丈夫のようだが.刺身にして食べると…どうも具合が悪い.

<胡蝶蘭>
胡蝶蘭花芽
ヘゴに付けているこの1株.去年に続き今年も花芽をつけた.しかし、今回は
休ませたかったので取り除く.

<海水水槽>
tank_15.05.15
ナガラミ、飼育開始から5か月弱が経つ所.しかし、少しずつ弱ってきたか
あまり砂に潜らなくなった.そこで、大洗の海へ放すことにした.

水槽には現在、バフンウニが1匹、クボガイが2粒.

<オナガミズアオ>
オナガ-羽化間近
(5月12日)夜、♂と思われる方の蛹に変化が.腹部が異様に伸びて
いる.以前に育てたことのあるヒメヤママユも羽化直前に腹部が伸びて
いた.どうやらいよいよ羽化が近づいた模様.

オナガ-羽化1 オナガ-羽化2 オナガ-羽化3
(5月13日)朝、気が付くと既に成虫が現れ羽を伸ばしにかかっていた.羽化は
昼以降とばかり思っていたので完全にノーマークであった(性別:やはり♂).
ともあれ、羽化用の容器がしっかりその役割を果たしていることを確認できた.

オナガ-孵化 gnoma_15.05.16-2 gnoma_15.05.16-3
(5月16日)推定産卵日より丸2週間を迎えた5個の卵の内、遂に1個が孵化.

gnoma_15.05.17-1
(5月17日)最初はヤシャブシの枝に付けていたが、食いつきがイマイチだった
のでオオバヤシャブシの枝に切り替えた所落ち着いて食べるようになった
(食いつかなかったのは単に枝が古くなっていたからという可能性もある).

・・・5個の卵の内正常に孵化できたのはこの1頭だけであった.
残り4個の内1個は全く発生しておらず、他3個は殻に小さな穴を空けただけで
脱出に手間取っていた為、殻をカッターで慎重に開くなどして何とか脱出には
こぎつけたものの. うまく育っていなかったようで.
gnoma_15.05.16-4 gnoma_15.05.17-2 gnoma_15.05.17-3
一体なぜこんなことに...思いつく原因は想像すればキリが無いが、今後
経験を重ねて対策を講じていきたい.