樹液酒場ウォッチング
どうやら、同じコナラの樹液でも美味い・不味いがあるようで、幾つも樹液を出す樹はあれど、客がやってくる樹は決まって特定の2本である.
しばらくするとオオゴキブリは樹を降りて地面を駆けて去っていった.
<カブト雌を拾った背景>
・周囲にはカブトの骸が散らばっている.少々の憐み.
・前回羽化させた雄が少しばかり小ぶりだった.リベンジ.
・人間界(特に子供)ではカブトはやはり人気者である.関係構築の一環.
どうやら、同じコナラの樹液でも美味い・不味いがあるようで、幾つも樹液を出す樹はあれど、客がやってくる樹は決まって特定の2本である.
しばらくするとオオゴキブリは樹を降りて地面を駆けて去っていった.
<カブト雌を拾った背景>
・周囲にはカブトの骸が散らばっている.少々の憐み.
・前回羽化させた雄が少しばかり小ぶりだった.リベンジ.
・人間界(特に子供)ではカブトはやはり人気者である.関係構築の一環.
いけませんなぁ…(^^;) 2匹目のドジョウとはこの事で、今度はアオカナブン目的で雑木林を探すもこれが見つからない.遥か頭上にそれらしき姿を見たが(画像なし)*…木登りはできんので今回は諦めた.ココではとても珍しいのかなぁ…珍し過ぎると雄を入れ替えての累代飼育は困難となる.もう少々通って確かめたい.
*2023/08/05追記:コナラの胴吹き葉である事が判明.
水が溜まっている洞の近くで大きなハナアブらしき昆虫がホバリングしたり、うろうろ歩いたりしていた.よく見ると腹先を伸ばして樹皮に押し当てる仕草をしていた.産卵しようとしていたのかも知れない.じっくり観察したかったが、ヤブ蚊の猛攻につき早々に後にする.
※2023/07/02追記:調べてみると、「フタガタハラブトハナアブ」の雌が該当しそうである.
ターゲットの後ろ姿を発見!カナブンの雄を遂に確保
別の箇所にてもう1匹の雄を発見
更に2匹のカナブンを発見(これら2匹は捕獲せず).
尚、捕獲した2匹の内1匹は逃がした(雄は2匹も要らないだろうと思ったので).
カナブンらを発見した樹は細めの幹で、酒場も「よく見れば樹液が出ているな」という程度であまり目立たない.↑の2画像のようにもっと、明らかに、樹液出てますよ、という樹は沢山あるのだが、意外なことにカナブン等の大きなお客さんは全く来ていなかった.しかし、これはたまたまで、これから沢山のお客さんが来るのかも.
タマゴタケが複数、大きなベニタケ類のキノコが生えていた.タマゴタケ、一つ食べてみた.クセがなく、キノコとしては美味しい.
4号は今回唯一の雌であるので、この個体で次世代繁殖を試みる.
22時台~翌3時まで、風向きを見て場所を変え、待つを3夜繰り返すが雄は影も形も現れず.冷蔵庫で羽化の調整をした事もあり、当初はそれの影響で雌の雄誘因能力を損なってしまったか?と疑って心が折れかけた.しかし過去に、5夜目で成功した事もあったのでもう一夜待つ事にした.
明くる朝、やって来た雄を観察.朝は大人しいようだ.雌のお邪魔にならぬよう別のカゴに隔離する.
雌のカゴには、採りたてのヤシャブシ枝をカゴの天井に縫い付け固定.作業の間、天井に張り付いていた雌には少しどいてもらう.
動き出した雌は幸い、即座に産卵モードに入りスムーズに卵を得られた.雌は夜空へ.夜の撮影はやっぱり難しい.意外にも雄はこの時まだ活動を始めていなかった.昨夜からの疲れが残っていた?それともフェロモンを感知してから動くつもりだったか?このままではasahamaは帰れないのですまないが、強制的に外に出てもらった.
卵の様子.今回は比較的少量で抑えられたかな.
相変わらずお客さんはいないようで(下記1匹除く)
ヒョウモンエダシャクを沢山見掛けた.ヒョウモンエダシャクは樹液には訪れない模様.
カナブンは大変元気.早いうちに婿を迎えねば・・・
5月21日の雑木林探索からほぼ2週間経つので再び同じ場所へ行ってみたのだが・・・相変わらず樹液酒場はガラガラの開店休業(?).なので目についた幾つかの生き物を写真に収めたのみ.