雑木林ウォッチングもそろそろ終わり
クロカナブン雄の入手を目論んでいたが、こうなるとほぼ望めない.樹液酒場通いはそろそろ止め時と見た.雌が産卵するのを期待するのみ.
クロカナブン雄の入手を目論んでいたが、こうなるとほぼ望めない.樹液酒場通いはそろそろ止め時と見た.雌が産卵するのを期待するのみ.
よし、ではクロカナブンの方を確認しよう.成虫には少しどいてもらって・・・
う~む、卵らしきものは1つ見つかったが、幼虫は見当たらず.もう1週間様子を見よう.
マットをちょっとどけるとすぐに幼虫が現れた.3齢と思われる個体も見つかった
以前よりも大きいケースにした事で、環境の変化は穏やかになる筈.
こちらは昨日発見したカナブン達の成る樹.頭上を見ると黒光りするのと、緑光りするのが…君たちは高い所ばかりに陣取るなぁ・・・もし、ウチのアオとクロが産まずともナミの子がいるからいいもーん(負け惜しみ).
この樹の下には活動を終えたカブトムシ、シタバガ系の蛾の姿が、特にカブトムシが食われず骸を晒すのはココでは珍しい.夏は終わりに近づいている事を感じる光景.
それにしても、カナブンやハナムグリらは皆1箇所に集まることなくバラバラに、一心に樹皮に顔を突っ込んで食事を摂っている.一体どういう餌なのか?
恐らく顔を突っ込んでいるのは↑の右画像のようなフラスが噴き出ている所.そして樹の根元にはフラスの山が.樹液っぽさは無いが、カナブンらには十分なのかな?そしてフラスを作っているのはやはりキクイムシの仲間かな?
カブトの姿はなく、少数のお客いるのみ.夏の虫達はすっかり影を潜めた・・・かに思えたが
諦め悪く今までマークしてなかった木々を見て回ると、思いがけずカブトが来る樹・カナブンらが成る樹を発見!クロカナブンも見つけたので捕獲を試みたが素早く逃げられた.畜生!
10:47に見た時は、餌に口を付けている状態でほぼ動きが無く、てっきりこのまま果ててしまったのか?と焦ったが、その後(13:42)見たら位置が変わっていたので一安心.その後ケース内をうろうろ.潜って欲しいなぁ~
この日もいつもの樹液酒場を見に行ったら何とまたアオカナブン発見.ウチの個体のお相手として、雄だとよかったのだが、あいにくこの個体は雌.そして肢が少々くたびれている様子.この場でリリース.
樹液酒場には先のアオカナブンと共に、再びクロカナブンを発見.裏側を確認すると雌.今回は持ち帰る事にした.
一番下には黒土を薄く敷いて、その上にはこの所の常套手段である腐葉土2:葛シュレッダーダスト1のマットを敷く.
準備完了
いやぁ~元気元気.あちこち壁をカリカリ!ブンブン!観察者としては少々不安になるがここはぐっとこらえる.
夕方にはマットに潜っていった模様.2週間を目途に様子を見てみる.