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2023/07/12~17 トビイロスズメ孵化、成長中

7月12日

そろそろ孵化かな・・・と思っていたら、次の日には

7月13日

(朝)既に孵化していた.

4つの卵の内、3つが孵化.幼虫の体長(尾角除く)は7mm程.

7月14日

体長10mm程. 昨日卵だった個体もこの日孵化.

7月15日

他の3頭は無事.体長12~14mm.

いつも保湿の為こうしてラップをしているが、これによる高湿度が死者が出た原因?しかし、幼虫が小さいうちにすぐ葉がカリカリになってはかなわないので、2齢が現れるまではこの体制で我慢.

7月17日

これは…脱皮した気配.

2頭がとんがり頭の2齢に変身.尾角もちょっと立派に.1頭は眠.体長は2齢が15mm程、1齢は13mm程.

新しい葉を追加し、ラップによる保湿をやめてみる.

2023/07/02~07 トビイロスズメ羽化~交尾~産卵

(恐らく)7月4日夜~5日未明に羽化

翅が色付いてきたが、即羽化を意味するものではないようで、数日経過.

5日の朝、確認すると既に羽化を終えていた成虫の姿が(蛹の期間:約19日).これは、雌!もちろん、お見合いに挑戦である.

7月6日未明

かみね公園駐車場にて、5日20時前半から雄の飛来を待った.コーリングは22時過ぎに始まった模様.

なかなか来ないから2時半には撤収しようと、思っていた矢先の事・・・2時10分過ぎに大きな蛾がふわふわホバリングしながらゆっくりカゴに近づくのを確認(円内).↑の2枚はどうにか雄が撮れたもの.どうにか撮影しつつカゴの蓋を開けて、自分から入っていくのを確認したら蓋を閉じた.

雌にとりついた雄は素早く腹先で雌と繋がると、即座にこのぶら下がりポーズとなった.asahama飼育史初のトビイロスズメ交尾成功である(厳密には過去にも飼育雌の交尾はあったが、その雌は羽化不全の上有精卵を産まなかったのでノーカウント)

車で連れ帰った時も、そして朝に至っても繋がったままである.その隙に産卵促進用としてクズの葉を天井に縫い付けた.

再びかみね公園へ連れていく.19時台まで繋がっていたが、まず雄がウォームアップをしてから飛び立ち、その後雌も20時頃ウォームアップ、数個の卵をクズの葉に産んだのを確かめてから夜空に出してやった.

7月7日

卵は4つ見つかった.長径は3mm弱.今回は3個体を飼育予定.

クズの葉を長持ちさせる為、今回から、若齢の期間はツールボックスにラップをして用意した飼育容器で管理する事に.

2023/07/02~09 クロホウジャク近況

7月2日

7月4日

7月6日

7月7日

大きな個体は太っちょに.体長は5.5cm程に.

7月9日未明

大きな個体は8日20時台は2頭いたが、どちらも9日未明にはどこかに行ってしまったようだ.あわよくば確保して羽化を見届けようかと思ったが・・・次の個体で再挑戦するか.

2023/06/30~07/01 クロホウジャク近況

(6/30)そろそろ2齢か

体長は2cm弱といった所.見つけた3頭の内1頭は眠に入っている模様.

(7/1)2齢(?)確認

脱皮してまだ日が経っていない個体を確認.傍に1齢と見られる個体を伴っているものもあったが、これを見て「2齢にしては飛躍では?」と思うasahama.実はもう3齢に達していたりして.

2023/06/26 ユズリハに付いていた卵 孵化

これはやはりスズメガ

昨日見つけたユズリハに付いていた卵が朝、孵化していた.既に食事を始めているようで、葉の先端付近には小さな丸い穴が空いていた.ユズリハにつくスズメガというと、クロホウジャクしか思いつかない.

幼虫は複数個所で同時に孵化した模様.しかしここにはアシナガバチやクモ、カマキリ等の捕食者がごまんといる.どれくらいの個体が生き残るだろうか?減っていくようなら、観察を兼ねて保護も検討してみよう.