2024/06/24~25 玉ねぎ ネギコガの脅威

6月24日

実を見てみると・・・

こんな風に実に食い入る幼虫が多数見つかった.
ネギコガが食い入っている所はこんな風に周りの実が糸でくっ付き合っている.しかし、これはまだ可愛い方.
深刻だったのは、花球の中心部に巣くって軸を片っ端から齧るケース.花や実が根元からごっそりダメになってしまう.これを見た当初、ちょっと心が折れそうになった(泣).今までは病害を気にする余り、ネギコガの被害を軽視していたが…これからは許さん.勿論見つけた幼虫らは皆摘まみ出した.

種らしきものを発見

ネギコガに齧られた実から黒い種らしきものが露出していた.これは…種?

種らしきものは3粒見つかった.もう種でてきてるのか!と色めいたが妙に柔らかい.試しに1粒カッターで割ってみると、簡単に割れて液状の内容物が出てきた.そうか…まだ未熟だったか.

6月25日

いてもたってもいられず、とりあえず手持ちの農薬(ベニカXファイン)を花球表面と中心にお見舞いした.幼虫らは花球の表面に出たり、糸でぶら下がったりしたので、とりあえず効き目はあったのだろう.そこで回復されては困るのでやはり見つけ次第摘まみ出す.花球をかき分けて徹底的に摘まみ出す.

ここまで被害が現れたのは、やはりネギコガの脅威を軽視していた事に尽きる.葉や茎から出てきて放っておいた個体らが羽化し、花球に集まって産卵したのだろう.今回は農薬に頼ってしまったが、開花前に現れた幼虫や蛹を片っ端から摘まみ出してアリの餌にでもしていればこのような展開にはならなかったかも知れない.他方、花球を夜の間防虫ネットで包んでおくのも効果がありそう.という訳で次作はネギコガに軸足を置いた対策を取ろうと思う.

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