2022/08/07 フィールド(日立)&カナブンGET

南部の林にて

万一押し寄せられると問題なので・・・詳しい場所の記載は控えるが、カブト・クワガタが見つかる割と身近な林を見出した.下草が刈られており、風通しの良い環境である.そんな環境だからか、タマゴタケやイグチといった、大型の地生キノコが時々見つかる.

この日もカブトを見つけた.しかし、asahamaの今回のターゲットは、カブト雌の隣にいた

このカナブンである.当方の活動範囲では、どういう訳か不在またはほんの数匹しか見つからない.そもそも樹液酒場は沢山見つかるのに、これら大型甲虫はちょっとしか見られない.寂しい限りである.「樹液酒場のありふれた虫」という扱いからか、日本のカナブンをペットショップで見かけた事は一度もない.しかし、樹液酒場の甲虫としては大きさもそこそこで、光沢を持つ外骨格、色の変異を備え、そして日中活発である…等々、恥ずかしながら最近ではあるが、カブクワに負けない魅力を感じるようになった.という訳で雌である事を期待してこの虫を持ち帰り繁殖を試みる事にした.

飼育のセッティング

まずは飼育ケースの調達.メダカ稚魚入れている水槽が丁度良い大きさであった.4匹しかいないのならもっと小さな容器でもいけるだろう・・・と悪いがメダカ稚魚には引っ越してもらった(大人のいる火鉢にはまだ早いかな).

用土類は通常より水分少な目で調整.作った団子がつつくとすぐ崩れる程度に.
ケース底から・・・黒土・発酵マット・腐葉土(湿っていたので加水なし)の順に詰めた.

ここで改めて雌雄の確認.腹部に雄を思わせる凹みは見当たらない?それともただ膨れているだけ?
セット完了
早速餌ゼリーにかじりついている.

うまく産卵に漕ぎつければよいが(カナブンの繁殖飼育にしみじみ取り組むのはこれが初めてである).(ナミ)カナブンの飼育について、この種にスポットライトを当てた記事はカブクワに比べ多いとは言えない.なので、新鮮.