4月18日
お昼頃、外は大嵐の中、1頭目が羽化の兆候の音を発していたので急いで撮影の準備をとったが、
実際繭脱出までは1時間程かかり、急ぐ必要は無かった^^;
繭脱出後、羽化器を登る1頭目(営繭時はNo5).触角の幅は狭く、腹部がとても大きい.雌であった.
繭脱出に手間取ったからか、胸部背面の毛が取れてしまっている.
カバーを外した状態の羽化器てっぺんを不器用にうろうろした後、ここで翅を伸ばす決断をしたようだ.
翅がゆっくりゆっくり伸びていき、羽化は無事完了
2時間程かかった過程を1分に圧縮.性別によるものか、コンディションによるものか、いつもより
時間がかかっている気がする.
夕方、お見合い・産卵用カゴに移動させる.この時大量のおしっこをするので新聞紙等を敷くと
良いだろう.
4月18日の夜は東滑川・滑川エリアで雄を待ったが、残念ながら雄の飛来はなし.
たまたまか、天候のコンディションか、或いは時期が早過ぎたか.風向き・場所
を考慮して、何度かトライする予定.
※奥の手としては、後で羽化してくるであろう兄妹の雄と交尾してもらうという禁断
の方法も検討
こちらは近所のヤシャブシの様子(4月19日).既に新緑の感じで、オナガミズアオは目覚めていても
良いのではと予想しているのだが…
2回目のトライ
<場所>滑川町
<カゴのセッティング時刻>18:50台
<雌コーリング確認時刻>19:07
<気温>約10℃
<風向き>概ね東風
<この画像の撮影時刻>19:26
・コーリングを確認してから10分少々で雄が飛来した.フラッシュ撮影(↑の画像)の影響か一旦
姿を消すも、それから10分程で再び飛来し、一度目の飛来後開けておいた出入口から雄は自分
カゴに入っていき、19:28頃交尾が成立した.