2019/09/02,07,08 オナガミズアオ成長中

9月2日

8,9頭目孵化
8,9頭目孵化

9月7日

日立バイパスエリアにて

枝着けした卵を回収しに向かった(他、飼育幼虫を2頭放ちに*.一部では大きな
草刈りが実施されており、オオバヤシャブシの木立にも迫っていたので少し不安.
その時は、宿命という事で諦めよう.先週2,3齢で発見された野外の幼虫らは4齢に
まで成長していた.卵を枝着けしていた辺りでは数頭の2齢も見つかった.恐らく
この卵から出てきたものだろう.
*「放虫」という2文字で足りるが、ちょっと使いにくい.

回収した卵

回収した卵
全部で卵は25個.その内孵化した卵は21個.孵化しなかった卵の一つをカッターで割ると、
内部は液体で満たされていた(発生が進んでいれば毛や皮膚が見える).どうやらこの4個の卵
は未授精だった模様.

異変を起こした幼虫

悶えている?
(9時58分)尾脚と胸脚で、妙なポーズで踏ん張っている個体1頭を発見.足場が粘ついていた
のか?
袋に隔離
(10時10分)付近には吐き戻した跡も.まともに歩けない状態であった.とりあえず袋に
入れて隔離.
胸脚だけで掴まる
(10時39分)歩けるようになったようなので、枝の葉に止まらせてみた所・・・あれ、疣足が
離れている.どうやらまともに歩けるのは水平面だけだったらしい.しかし、ここは落ちたり
しない限りは様子を見ることにした.
いつものポーズに戻る
(11時2分)疣足で歩ける程度に回復した模様.ただ、食事はなかなか再開せず、じっとしている
時間が長い.しかし、午後には少しずつ食事を再開した.とりあえず一安心.

大きな個体と小さな個体について

大きな個体と小さな個体
同じ日に生まれても、2齢の時点で生育の程度に差が出てくる.これは予想であるが、
育ちが遅い方が雌であるケースが多いのではないかと思っている.
(根拠)
・以前は、育ちが遅い方を途中で手放していたが、その頃雌の羽化個体が1頭のみというケース
 があった.
・末っ子は雌という事例が2回あった.何れも終齢時からではなく、若齢時から成長に遅さが
 見られた.

9月8日

体調は持ち直した?
昨日不調であった個体、この日は落ち着いて食事を摂っていた.回復した?

2019/08/26~09/01 オナガミズアオ孵化

8月26日

カゴに産み付けられた卵
前の晩に、親は神峰の夜空にふんわり舞い上がっていった.そしてカゴに残された卵.

8月31日

最近、卵の「目」を見ずとも、上のような図でどの位置に「目」があるのか判るように
なった.ヒントは、より平らな位置である.
枝着け準備
卵は全部で25個あった.10個、10個、5個で枝着けセットを作製.手元には10個セットを一つ
残す.尚、カゴから卵を外す際はわざわざ水に濡らす必要が無い事が判った.
飼育環境準備
飼育環境を準備した.

9月1日

孵化はじまる
5時30分頃、孵化が始まった. 慌てて撮影の準備を行った.

この日卵は7個孵化.残りは3.

食事中の1齢
食事する1齢.今度の枝にはちゃんと食いついてくれている模様.
インターバル撮影 (30秒1コマ)
羽化器3代目
現在の羽化器でも特に障害は無いが、強いて言えば以下3点が気になっていた.
・カバーの付け外しが少々しにくい
・カバーを外した後の成虫が観察しにくい
・夏型の雌において、いつものポーズをとった際、前翅の先がカバーに当たり、僅かに変形
 する(飛翔に影響は無い)
そこで、新しい羽化器の内部パーツを作ることにした(今の所、カバーの方は改善策が
見つからない).上の写真のものが試作したもの.次の羽化時期に、試しに2個使い様子を
見る.

2019/08/21~25 オナガミズアオ全員羽化~産卵

休眠するかなという淡い期待は、見事に打ち砕かれた.

8月21日

雄2頭羽化.営繭から2週間も経っていない.

8月24日

雌2頭羽化
雌2頭羽化.内1頭をお見合いに出した.

8月25日

未明3時30分辺り

雌がコーリングを始めるタイミングが2時間程遅かった.恐らく、連れ出すまでの
間に明るい部屋に置いていた事が原因だろう.うっかりしていた.

交尾成立後

複数の雄飛来
複数の雄が飛来.4頭ほどが来た.
カップルに言い寄る雄
交尾成立後も10分以上カップルに他の雄が言い寄っていた.すまない、定員は1名なのだ.

(2019/09/01 追記)5月、7月、8月の「お見合い」にそれぞれ雄が飛来したという
事は、この近辺の自然界でも年3化が起こっているという事か…

交尾にありついた雄
見事、交尾にありついた雄.
顔はかわいい
顔はなかなかにかわいい
いつものポーズに
暫くするといつものポーズに
雌の方が主導的に解こうとしているように見える.対して雄は 放心状態?

8月25日

最後の個体羽化(雌)
最後の繭が羽化.雌.悪いがベランダから飛んで行ってもらった.

19時頃、採卵完了

2019/08/05~11 オナガミズアオ全て営繭

8月6日

3日程でパンパンに
終齢になって3日程だが、猛暑の影響かもうパンパンに育っている.

8月7日

この日の夜2頭が「あがり」を迎えた.気温が高い為か、ガットパージに至る時刻も
早く、翌2時に確認したときには既に2頭ともワンダリング(営繭場所を求めて歩き
回る)を始めていた.

8月8日

葉を食べ終えた所
この日は更に2頭が「あがり」.日付が変わる少し前にガットパージをしていた.

8月10日

蛹になるのを待つ
一時は生存が危ぶまれた末っ子も無事に営繭に辿り着いた.
繭は大分完成
(10時5分頃)未明から作られ始めた繭は大体形になった.
薄茶色の粘りのある液が滴っている
(17時8分頃)幼虫はまだ糸を出し続けている.よく見ると、繭はしっとりとしており、
その下部からは薄茶色の粘りのありそうな液が滴り落ちている.繭が薄茶色に色づくのは
この為だろうか.

もし、年内にまた羽化するとしたら8月末の予定である(できれば年内羽化はしないと
いいなぁ^^;).

糸を張るだけでなく、一度張った糸を切ったり、内側から繭を押して形を整えている.

2019/07/31~08/04 オナガミズアオ終齢へ

7月31日

4齢になったばかり
4齢になったばかり.頭部はまだ白っぽい.
前の日に4齢になった個体
前の日に4齢になった個体.食欲旺盛

8月2日

そろそろ眠の4齢
たった3日程でMAXとなる.間もなく眠に就いた.

8月3日

そろそろ脱皮(現4齢)
昼頃、4頭の個体が相次いで脱皮を迎えた.

10分位で脱皮を完了した.この間、身体の把持は疣足が担い、胸脚はあまり機能
していないように見える.

枝追加&ボトル追加
もはや枝1本では飼いきれないのでボトルを2つに増やした.末っ子が脱皮したらボトルは
3つまで増やす予定
殻って美味しいの?

8月4日

末っ子終齢へ
末っ子も無事に終齢となった.

2019/07/22~29 オナガミズアオ成長中

7月22日

まさか死んだ?
今回与えた餌への食いつきがいまいちだなと思っていた矢先、朝の事、ボトルの枝挿し込み口
付近でつついても動かない個体がおり、さらにつつくとポロリと下へ落ちた.
当時は死んだものと確信し、帰宅後お別れしようかと思っていたのだが、果たして帰宅すると
その姿はどこにも見当たらず.妻に尋ねてみたら動いていたので枝に戻したとの事.
そんな事もあるのかといたく感心した.
しかし、当面は大事をとり、生息地へ放していた1個体を自宅に戻して6頭体制で飼育を
することにした.
落ち着かない幼虫
それはそうと、より良い餌が必要と判断.孵化2日目にして別な樹の枝を用意する事にした.
左が新しい枝
左の枝がそれ.より「オオバ」っぽい枝をチョイスしたがどうだろう?

7月23日

食べ進んだ葉
一晩置いた結果がこれ.十分気に入ったようだ.
ヤシャブシの葉の食べ痕
一方こちらはあまり食べなかった方の食べ痕.丸一日かかってこの程度ではなぁ.

見た目に違いはないか?

食べなかった方の葉の縁
葉を横から見てみる.あまり食べなかった方は縁が波打っている.
よく食べた方の葉の縁
一方、こちらはよく食べた方の縁.波打ちが見当たらない.

あまり食べず、そして縁が波打つのはやはり「ヤシャブシ」ではないかと見ている
が、一方、葉が波打たない方は常に「オオバヤシャブシ」なのかはもっと情報が
必要だ.

よく葉を食べる1齢
1齢幼虫が落ち着いて葉を食べる様子を見るとやはり安心する.

7月24日

大分成長した1齢
3日目にしてかなり成長した.そしてこの日大部分の個体が眠に入った.

7月25日

脱皮したての2齢
2齢現る.

7月26日

ポーズを決める2齢
ポーズを決める2齢.個人的には、何度も言うが2齢の姿が一番恰好いいと思っている.
上の個体、多分末っ子
上の個体は多分7月23日に復活を遂げた個体だろう.
頭を振って散歩.

7月27日

眠に入った2齢
昼過ぎには5頭が眠に入った.

7月28日

3齢へ脱皮.

間もなく眠
末っ子も間もなく眠
ポーズを決める3齢
ポーズを決めている.黒の縁取りが大人しめの個体

7月29日

末っ子も含め全て3齢になった.成長の進んだ1頭を生息地へ放した.

オオバヤシャブシ落葉
この(多分)オオバヤシャブシの枝は採取から1週間 経つ.幸い萎れはまだ無いが、それでも
くたびれているのか落葉が始まってしまった.新しい枝を準備.

2019/07/20,21 オナガミズアオ孵化

7月20日

卵は14個
カゴに産み付けられた卵を外し、ばらして数を数える.14個であった.この内5個を残し、
他は卵か幼虫の内に生息地へ放す.

先週着けた卵を回収

前の親の産んだ卵は20.全ての卵が孵化したようだが、見つかった生き残りの
幼虫は2頭のみ(いずれも2齢).やっぱり厳しいね.

採った枝に卵をセット
枝を採取.そしてひとまず10個セットの卵を枝に固定.孵化を待つ.

7月21日

孵化確認
5:30頃、孵化しているのを確認.※周囲はもう明るいが、フラッシュを焚いた為背景が暗い.
10個全て孵化
10個全て孵化.6:45、托葉を食べる個体
幼虫の食いつきが前回ほど良くないので、ひょっとするとオオバでないヤシャブシを採って
しまったのかもと思っているが、食べる事は食べるので、ここは様子を見る事にする.
葉の先の方を食べる1齢
葉の先の方を食べる1齢
向きが揃って孵化
今回は「目」の方で揃って孵化したね

2019/07/11~13 オナガミズアオ夏型2度目の採卵

7月11日

末っ子羽化(雌)
末っ子、営繭から19日目にして遂に羽化に漕ぎつけた.雌であった.
飛び出した雌
カップを外した途端床へ飛び出した.何と美人な事!
手乗り→とことこ腕へ
どうにか手乗りはできたが、落ち着きなくとことこ歩く活発な子だ.

7月12日 1時33分頃雄飛来

雄を待つ図
今年からの新ポイントでいつものように雄を待つ図.

いつもなら飛来する雄の様子をカメラに収められるのだが、今回は失敗に終わった.
風向きが良くなかったのだ.↓下図参照

理想と実際
風は丁度向かって右から吹いていた.フェロモンは車体の上を回って行ったようで、それを
辿ってきた雄も車体の上の方にしか来ず、所定の撮影範囲に入らなかった.

飛来の撮影は断念.仕方ないので、捕虫網で捕らえてカゴに入れて交尾成立
(1時43分頃).

以前来た個体とは異なるようだ.

雌は既に去った後
この日の夜生息エリアにて、雄をすぐに、少々の産卵を確認後雌も放った.この写真
(テスト撮影)を撮った時点で雌は既に飛び去っていた.何と素早い^^;

7月13日

残された卵
残された卵.13個ぐらいかな.

7月14日

卵は先週の時点で別の親から既に得ていたが、また採卵したのはasahamaの都合に
よるものである.即ち、後から採卵したものを育てればより遅いタイミングで幼虫を
育て始める事ができ、夏の盛りに3化目が羽化.熱帯夜でお見合いする目に遭う事を
避けやすくなるのだ.

非休眠ゾーン(2019改訂)
過去の事例より非休眠が想定される期間を見直す.この図によれば、暗期のボーダーラインと
思われる7月の終わりの時点では、休眠感受性を持つと目される4齢あたりのステージは未到達
になる見込み.これは期待できるかな?

と、言う訳で前の親が産んだ卵は孵化する前にヤシャブシの枝に着ける事にした.
幼虫の顔を家で拝むのは後1週間ほど先に延びた.

2019/07/03~06 オナガミズアオ続々羽化~産卵

7月3日

2,3頭目が羽化していた.共に雄であった.手数だが、我がベランダから出て行って
もらった.右写真の個体は明るいうちに飛んで行った気の早い子.

7月4日

雌羽化
4頭目は待望の雌!(12世代目)
手乗り
雌は手に乗せやすい素直な子である場合が多い.
カゴに入れて撮影
カゴに入れ、網越しに撮影.う~ん何度見ても美しい!
カゴの全体像
カゴの全体像.この状態で生息地へ連れて行き、雄の飛来を待った.
虹
この日の夕方雨が上がり、東の空に虹が浮かんでいた.何といいタイミング^^

7月5日

未明1時26分頃

雄飛来
夏型の雌は暗くなってもなかなかコーリングを始めないようだ.始めたのは日付が変わる頃.
強風だったし霧も出ており雄が飛来するか不安であったが、果たして雄は1時26分頃やって来た.そしてめでたく交尾成立.
交尾後の2頭
asahamaが寝てる間に交尾は終わったようだ.朝、確認すると2頭は近くで静止していた.

この日の日没の頃生息地付近へ連れて行き、雄はすぐに開放.雌も卵を少々頂戴
した後解放.どちらも元気に飛んで行った.

7月6日

オナガミズアオ卵
カゴに産みつけられた卵.少なくとも17粒はあるかな.今回は大きさは揃ってるかな.孵化率
期待.
遠目で見た卵
拡大するとウズラの卵のようでもあるが、実際の大きさは径2mm程である.

孵化にかかる期間は1週間強が多いので、次の更新までに孵化するかは微妙である.