2019/07/11~13 オナガミズアオ夏型2度目の採卵

7月11日

末っ子羽化(雌)
末っ子、営繭から19日目にして遂に羽化に漕ぎつけた.雌であった.
飛び出した雌
カップを外した途端床へ飛び出した.何と美人な事!
手乗り→とことこ腕へ
どうにか手乗りはできたが、落ち着きなくとことこ歩く活発な子だ.

7月12日 1時33分頃雄飛来

雄を待つ図
今年からの新ポイントでいつものように雄を待つ図.

いつもなら飛来する雄の様子をカメラに収められるのだが、今回は失敗に終わった.
風向きが良くなかったのだ.↓下図参照

理想と実際
風は丁度向かって右から吹いていた.フェロモンは車体の上を回って行ったようで、それを
辿ってきた雄も車体の上の方にしか来ず、所定の撮影範囲に入らなかった.

飛来の撮影は断念.仕方ないので、捕虫網で捕らえてカゴに入れて交尾成立
(1時43分頃).

以前来た個体とは異なるようだ.

雌は既に去った後
この日の夜生息エリアにて、雄をすぐに、少々の産卵を確認後雌も放った.この写真
(テスト撮影)を撮った時点で雌は既に飛び去っていた.何と素早い^^;

7月13日

残された卵
残された卵.13個ぐらいかな.

7月14日

卵は先週の時点で別の親から既に得ていたが、また採卵したのはasahamaの都合に
よるものである.即ち、後から採卵したものを育てればより遅いタイミングで幼虫を
育て始める事ができ、夏の盛りに3化目が羽化.熱帯夜でお見合いする目に遭う事を
避けやすくなるのだ.

非休眠ゾーン(2019改訂)
過去の事例より非休眠が想定される期間を見直す.この図によれば、暗期のボーダーラインと
思われる7月の終わりの時点では、休眠感受性を持つと目される4齢あたりのステージは未到達
になる見込み.これは期待できるかな?

と、言う訳で前の親が産んだ卵は孵化する前にヤシャブシの枝に着ける事にした.
幼虫の顔を家で拝むのは後1週間ほど先に延びた.

2019/07/03~06 オナガミズアオ続々羽化~産卵

7月3日

2,3頭目が羽化していた.共に雄であった.手数だが、我がベランダから出て行って
もらった.右写真の個体は明るいうちに飛んで行った気の早い子.

7月4日

雌羽化
4頭目は待望の雌!(12世代目)
手乗り
雌は手に乗せやすい素直な子である場合が多い.
カゴに入れて撮影
カゴに入れ、網越しに撮影.う~ん何度見ても美しい!
カゴの全体像
カゴの全体像.この状態で生息地へ連れて行き、雄の飛来を待った.
虹
この日の夕方雨が上がり、東の空に虹が浮かんでいた.何といいタイミング^^

7月5日

未明1時26分頃

雄飛来
夏型の雌は暗くなってもなかなかコーリングを始めないようだ.始めたのは日付が変わる頃.
強風だったし霧も出ており雄が飛来するか不安であったが、果たして雄は1時26分頃やって来た.そしてめでたく交尾成立.
交尾後の2頭
asahamaが寝てる間に交尾は終わったようだ.朝、確認すると2頭は近くで静止していた.

この日の日没の頃生息地付近へ連れて行き、雄はすぐに開放.雌も卵を少々頂戴
した後解放.どちらも元気に飛んで行った.

7月6日

オナガミズアオ卵
カゴに産みつけられた卵.少なくとも17粒はあるかな.今回は大きさは揃ってるかな.孵化率
期待.
遠目で見た卵
拡大するとウズラの卵のようでもあるが、実際の大きさは径2mm程である.

孵化にかかる期間は1週間強が多いので、次の更新までに孵化するかは微妙である.

2019/06/10~16 オナガミズアオ続々「あがり」

6月10日

上の写真の個体は「あがり」を迎えているが、まだガットパージもしておらず変色
の度合いも小さい.しかし、この後家を空けねばならなかったので繭用ケースに枝
ごと入れておいた(右写真).

6月13日

2,3頭目も「あがり」
この日は2頭が「あがり」を迎えていた.
尚食べ続ける個体
残すところ2頭

6月15日

むっちり太った幼虫
むっちり太っている.この個体は雌かな?
この個体はこの日の夕方、この動画の撮影中に「あがり」を迎えたのであった.
葉っぱコンプリート動画はまだ撮れず^^;
末っ子も成長中
遅ればせながら、末っ子も成長中.食欲は先の4個体に比べやはり控えめである.

6月16日

写真比較

左が、末っ子をD5000で撮ったもの.右がTG-5で撮ったもの.拡大すると分かり易い
が、何となく色の幅がD5000の方が広いのかな.しかし、ピントの幅はTG-5の方が
広い.うまく使い分けたい所である.

2019/06/02~09 オナガミズアオ近況

6月2日

末っ子(3齢)
末っ子も発育を続け・・・

6月5日

末っ子(4齢)
4齢に達する.
他の子ら(5齢)
他の子らは5齢に達した.

6月7日

たったの2日程度で倍近くになる.

6月8日

枝の交換の際に出た葉は乾燥させ、繭づくりの足場の材料にする.

6月9日

丸々太っている方が雌で、少しスレンダーな方があれば雄?とも思ったがう~ん
何とも言えないね.

末っ子眠へ
末っ子も5齢になる為の眠に入った.

一枚の葉を食べ尽くす様子を撮るには枚数より電池が足りなかったようだ・・・
なかなか難しい…

2019/05/28~06/02 オナガミズアオ近況

5月28日

3齢末期
末っ子を除き3齢はそろそろ終わり

5月29日

ヤシャブシを剪定
鉢植えのヤシャブシ、ハダニの猛攻が凄まじく、葉が次々ダウン.少々予定より早く採取枝
での飼育に切り替えた.で、その後の鉢は上の通り.葉一枚残さず枝を切り戻し、更にその
上から殺ダニ剤を積年の恨みとばかりに噴射{次(来年?)の飼育までには効力は無くなって
いる筈}.

5月30日

切り枝ボトル飼育の全景
新居の近くに新たなヤシャブシ採取ポイントが見つかり、とてもありがたく思っている.
若い4齢
新鮮な葉を早速食べる若い4齢

6月1日

成長が進んだ4齢
たった1日程度で目を見張る成長を遂げる個体が多いが・・・
食が細い末っ子
時折食が細く成長が遅れ気味の個体もいる.末っ子がそうで、3齢初期は食べていない時間
(じっとしているor動き回っている)が他の個体に比して目立って多かった.しかし、体調が
安定したのか、この日の当たりから食が進むようなったように見受けられる.この個体の体長
は2cm程(3齢).一方、別の大きな個体は4.5cm程(4齢).
意外と体毛は多い
体毛は意外と多い.ただ、目立たないだけ.
豊満な個体をもう一度
個人的には4齢(亜終齢)が「幼虫」として最も活躍(?)している時期のように思える.
終齢だと変態のプロセスが入ってくるので.

6月2日

まもなく眠の4齢
この日2頭の4齢が眠に入った.
今度は終齢で一枚の葉を最初から最後まで食べ尽くす様子を撮りたいの.

2019/05/21~26 オナガミズアオ近況

5月21日

2齢へ
2齢現る
続々孵化
外から一時回収していた卵から続々と孵化していた.17頭.そのうち1頭は5頭目飼育個体として
手元にキープし、残りは再びヤシャブシの木立へ放した.

5月22日、23日

2齢達はすくすく成長.

5月25日

末っ子1齢はこの日の夕方2齢に.2,3齢が混在中.
この記事で「目」から孵化すると書いていたのだが、そのセオリーが早速破られた
 のであった^^;(矢印の卵がそう)

5月26日

ミズアオらは現在オオバヤシャブシの鉢植えで育っているのだが、この葉は現在
ハダニ軍団に大分占拠されているし、枝が大分込み合ってきた.4齢になったら
水挿し飼育に切り替え、この鉢の枝は断腸の思いにて大きく切り戻す予定.

孵化しなかった卵を割ってみる

孵化しなかった卵
孵化しなかった卵にカッターの刃を入れて、中を覗いてみる.すると中からは青緑職の液が
漏れ出た.どうやら幼虫の発育がまるで進んでいなかったようだ (無精卵?) .

2019/05/16~19 オナガミズアオ孵化

5月16日

待つこと2週間弱.ようやく孵化が始まった.けれども孵った数は4頭止まり.
残りの卵は果たして孵化するだろうか?(5/19現在未孵化)

早速葉を食す
鉢植えのオオバヤシャブシの葉を早速食べ始めた.

5月17日

食べ進む1齢
他の卵を尻目に4頭はどんどん成長

5月18日

眠までもう一息

5月19日

眠に入った1齢
この日の昼3頭が眠に入った.
他の卵はまだ孵化せず
この日方々に放していた卵付き紐を回収.何と1個も孵化していなかった.単なる発育の遅れ
の不足かも知れないのでジッパーに入れた状態でもう少し様子を見る.

2019/04/29~05/05 オナガミズアオ羽化~産卵

4月29日

羽化間近
動く音がなかなか聞かれないので心配となり、繭を開けた所、羽化間近.
翅の模様が浮き出ている.この後、腹部も動いたので一安心.

4月30日

この日の午前、羽化が始まった.

約2時間程で羽化は完了した.性別:雄

オナガミズアオ顔
頭部のアップ.立派な触角

この日はもう一頭羽化した(こちらも雄).前者に比べて若干細身?

頭~背面ビュー
翅脈が成すアクセントがビューティフル
繭を開く時は頭側を全開に
尚、前者は繭を中途半端に開いていたせいで却って脱出が困難になっていたので
脱出を手伝う破目に.開く際は特に頭側を全開にした方が良いと思われる(上の通り).

5月1日

雌羽化
午後、外出先から戻ると・・・この丸みを帯びたボディは、遂に雌である.

顔を近づけると前肢(片方)を振り上げて威嚇(?)のような仕草をする.結構気が
強い女の子だ.

頭からビュー
上から覗くと何だか飛行中のようで格好いい

では、用意していたカゴに入ってもらおう.あわよくばベランダで「お見合い」
成立を目論んだが、風向きが悪かったかこの日の夜は雄は来ず.

5月2日

やっと飛来
仕方ないので生息していそうな近く山の広場に赴き、雄を待った所、早速雌はコーリング
を始め、そして闇の向こうに複数の雄の影が現れた.しかし、強い街灯に阻まれてか
なかなか雄は近寄ってこず、上写真はやっとカゴに最接近した一頭の雄だが、これもすぐ
に去ってしまった.仕方ないので街灯の陰に移ってしばし待機するも、今度は打って
変わって雄はなかなか現れない.
再び最接近
夜9時頃、街灯が消灯したので再び同じポイントでしばらく待つとようやく雄が再来.
闇の中での交尾
飛来の様子が撮れた所で早速この雄を捕まえ、雌の腹部に止まらせると交尾が始まった.

2時間待ってもくっついたままだったのでとりあえずカゴを回収して帰宅.
(多分交尾は成功している)

5月3日

交尾後もくっついている
明くる朝も両者はくっついたままであった(交尾は解いている).
この日の夜生息地にて雄を放す.(この日は雌一頭が新たに羽化.すぐに生息地へ放す)
雌も、卵を産んでもらった後に放す予定であったが活動開始から2時間以上経っても
暴れるばかりで産卵を始めなかったので、雌を連れて帰宅.

深夜になって様子を見るとようやく産卵を確認.自宅は生息地からそれほど
離れてはおらず(一晩で飛んでいけそう)、また、asahamaの精神が持たない
ので申し訳ないと思いつつカゴの蓋を開けておき、自力で飛んで行って
もらった(明くる早朝にはいなくなっていた).

5月4日

5月5日

卵をカゴから外す
寄生のリスクを避ける為、できれば一週間弱そのままにしておきたかったが、asahamaの
生活の都合につき1日程で卵付けの作業に取り掛かることにした.まずは卵をカゴから
外す.
極小の卵が含まれている
今までもひょっとするあったのかも知れないが、ただでさえ小さい卵の中に更に小さい
卵が含まれている事に気が付いた(矢印).
全部で70粒
小さい卵までカウントした結果、70粒の卵が得られた.
大きさの差は歴然
通常サイズ(左側、径約2mm)と比べるとその差は歴然.これ程の差を目にするのは
多分これが初めて.

幼虫は「目」の側に穴を開けて這い出てくる.この側を遮る向きにすると脱出
できず死んでしまう.尚、卵を両面テープに持っていく際、付箋紙が活躍する.
卵を取り廻す際、糊の強さが程よいのだ.

極小卵も固定
極小卵達も紐に固定.というか、この大きさで卵は孵化できるのだろうか?
作った卵紐セット
作った卵紐セット(全7セット)
1セットは自宅の鉢植えに固定
作った紐の1セットは自宅のオオバヤシャブシ鉢植えに固定(大きい卵を選抜^^;).
他の紐は周辺地域のヤシャブシ類に固定した.
5頭目羽化
この日の午後、最後の個体が羽化(性別:雄)

羽化の終盤、翅を開く所を目にすることができた.

インターバル撮影.もっとコマを増やしても良かったかな^^;
裏側
ちなみに裏側はこんな感じ.まだ腹部が膨らんでいるので一見雌に見える.
より翅を打ち下ろす
さらに時間が経ち、翅をより打ち下ろす.この格好が好き.

これで全ての越冬組が羽化を果たしてasahamaの下を去っていった.
次は(生まれれば)幼虫飼育のフェイズだ.