もうそんな時期



越冬用に用意した鉢(前年も使用)に繭を収めて、ベランダの直射が当たらない所で管理.春までお休み.
なぜそうしたのかは思い出せないけど、空に向かって伸ばした手指にアカネの雌が止まった.顔のアップが撮れた.
気づくのが遅れたようで、頭部~胸部にかけて少々傷みがあった.また、左前翅付け根付近には出血らしき痕が見つかったが、翅は進展していき、17時半過ぎには羽化を完了した.
果たして雄は来るのか?この夜、宮田地区のポイントで0~4時にかけて待機してみた.雌は2時頃からコーリングの姿勢をとったが、雄は気配もなく、この夜は終了.
残る3個体は今の所、羽化していない.もし非休眠であったなら既にもう2個体羽化があってもよさそうな時期だが.休眠に入ってくれたのかな?
2番目営繭予定個体.この日の昼、葉を食べ終えてまったりしてるなと思ったら、次の葉に取り掛かっていた.経験上、こんな日はまだ「あがり」は迎えない.あと1・2日程かかる.
2番目営繭予定個体、この日の夜、あがりを迎えた.asahama、深夜のワンダリングまで付き合えないので早々に枝ごと営繭ケースに収める.
オナガ幼虫はこれで残り2頭となり、1ボトル体制に縮小.
枝採取5回目.
最遅個体は6齢.どうやらこれで終齢の模様.
まだ昼間なのに?そしてその場で営繭?今年は何だかイレギュラーなケースが多いね…^^; だが、この枝はまだ他の個体が摂食する対象.ちょっと強引にケースに収容した(指を腹脚にあてがいながら、枝に張り付く腹脚を一つずつ剥がす感じで優しく.決して引っ張ってはいけない).
朝の内に食いつきを確認したので一安心だったのだが、夕刻帰宅してみるとそれから新たな食いつきはほぼ見られず.かと言って眠に入る様子でもない.どうやらこの個体に固有の問題が発生したらしい.
他の先に3齢になった3個体は、特に取り乱す様子もなく黙々と葉を食べている.
問題の2齢は落ちてしまう可能性が高まったと見て、卵で放野していたものの生き残りと見られる1個体を連れ戻す(3齢、画像なし).
夕刻、問題の2齢が脱走防止の水張りに落下しているのを確認.動きは全く見られず死亡と判断.水死の可能性もあるが、落下した時点で最早助かる見込みは薄かったと思われる.衰弱した理由は不明.
別の1頭(3齢)が眠に入った事を確認.
<方針転換>
2→3齢のタイミングで最終飼育数(4頭)に減らすのはリスクが高いようだ.これからは3齢で5頭、4齢で4頭・・・と減らしていく事にしよう.