「オナガミズアオ」タグアーカイブ

2025/04/12 オナガミズアオ羽化に向けた準備

一部の羽化器を新型に

従来の羽化器に用いていたポリスチレン製の筒は、耐候性に劣るようで、細かなひび割れが入るようになった.そこで、1部の羽化器についてPET製の筒に置き換えた.また、蓋について、ただ中の虫を押し留めるだけの役割から、羽化の足場として活用するためトリカルネットをドーム型に加工したものに置き換えてみた.この新型の羽化器はまず2つ作り、様子を見て問題が無ければ順次他のも置き換える予定.

2025/03/23 工作

お見合いカゴ2025ver.完成

前作の反省を踏まえ、今年もまた新たなお見合いカゴを作製した.

前作との相違点ピックアップ

蛾の出入口は3面だったのを2面に減らした.折角入った蛾が脇の出入口から出て行ってしまう事が度々あったので.
出入口でなくした面はフェロモンの流出を止める為、フィルムを張った.道行く車のビームの影響軽減の為上半分は黒にしている.下半分が透明なのは視界確保の為.
出入口加工の過程でできてしまう隙間は、前作では洗濯ネットで継ぎ足していたが、作業性向上の為トリカルネットの継ぎ足しで賄う事にした.剛性確保の為、所々に補強をしてある.

扉には鉄の板(ラップの刃を流用)と磁石を装着.この方法だと強風や衝撃で開いてしまいやすく、しっかり留めるには今までと同様クリップが必要だが、片手で閉められ、蛾が入ってからクリップで留めるまで(クリップで留めるには両手が要る)の間の時間稼ぎにと思い、組み込んでみた.

作業性向上の為、屋根の補強を針金からトリカルネットに変更.剛性確保の為トリカルネットはくの字に曲げてある.
床置き時に転がり防止の為、下部には足を付けた.
こちらはメンテナンス用の扉.前作は洗濯ネットで作っていたが、フェロモン流出対策の為不織布に変更.不織布なのは、雨水を逃がす事も狙いとしている.

2024/09/14 オナガミズアオ

近所のヤシャブシにて

自宅から歩いて5分程度の橋にかかるヤシャブシの梢の真下に、見覚えのある芋虫の糞を発見.

付近を丹念に探すと、なじみ深いシルエットが.葉をめくるとそこにはオナガミズアオ終齢幼虫がいた.これからは自宅から出ずにお見合いができる・・・かも.

2024/09/08 オナガミズアオ冬支度

今年は早い

営繭から室内環境で3~4週間、そして屋外環境に置いて1週間経っても誰も羽化しなかったので、休眠に入っていると判断.名札を付けた上で鉢に収納、蓋をした上で.庭の日陰気味の場所に置く事にした.いつもならお盆の頃には2回目の夏型が羽化して今頃は終齢になっている頃だが、今年の夏型は1回で終わってしまった.室内環境が影響したのかも知れない(以前住んでいた環境はもっと明るく、そして暑かった).来年無事に羽化してくれる事を願うばかりである.

2024/09/05 アゲハの卵入手

多分ナミアゲハ

そろそろ越冬世代のアゲハ類でも育てようかな.と思い立つ.いつもはクロアゲハやキアゲハだが、今の所それらの卵が見つかりそうにないので、ナミアゲハでもいいか(失礼)と妻実家のミカンの樹から2粒頂戴した.(2024/09/07 追記:ナミアゲハである事を確認)
セスジスズメ蛹では順調にハエが育っているようだし.オナガミズアオは今までよりも早く休眠に入った気配が強い.このままではちょっと寂しい.

2024/08/31 オナガミズアオ羽化容器改修

とりあえず重量測定

重量の測定は初めてだったかも.繭を含めた重量は4~6gのようだ.No3とNo4は測定中にガサガサ動いた事・各繭に重さの感触が伝わったので、とりあえず生きてはいるようだ.繭を作ってから少なくとも3週間経過.繭を開いて中の様子を確認したかったがそこは堪える.

水抜き穴を設ける

「もしかしたら部屋の温度が涼しすぎるのか?」と思い、ベランダでの管理に移そうと思ったのだが、そうなると雨水が溜まって蛹が窒息する心配が出てくる.そこで、最早植物の受皿としての機能は失うが、直径4mmの水抜き穴を受皿の端に空けた.
近所の公園のヤシャブシでは終齢幼虫が何頭か見られた.ウチのミズアオ、今更羽化してもお相手は現れないかもしれない.休眠蛹なら話は別だが.休眠蛹か否か確信をもって確かめる為、より自然に近い環境である家屋北側デッキに移し、1週間ほど様子を見る事に(今までは雨が心配で躊躇していた事が悔やまれる).

2024/08/05~06 オナガミズアオ全員上がり

8月5日

食べ尽くされたと言うより萎れがひどくなったので調達.残り2頭になったので、調達本数は1本に.

8月6日

もう少し食べそうなのでまた調達.でもそろそろ上がりと見た.

残り2頭も上がりを迎えていた.こちらも営繭ケースへ.No.4は攻撃的で、少しの刺激で体をブンと振る.

2024/08/03 オナガミズアオ状況

餌調達

餌がまだ少なからず残っているので調達は1本にとどめた.

昨日上がりの個体は

すっかり色が変わっている.今朝になってワンダリングを開始した.

転倒対策

とりあえず、枝がなるべくまっすぐ上を向くようペーパーをよりキツく巻くことにした.

2頭目上がり.幼虫飼育も終盤.

更にもう1頭

これで3頭目.