一部の羽化器を新型に


従来の羽化器に用いていたポリスチレン製の筒は、耐候性に劣るようで、細かなひび割れが入るようになった.そこで、1部の羽化器についてPET製の筒に置き換えた.また、蓋について、ただ中の虫を押し留めるだけの役割から、羽化の足場として活用するためトリカルネットをドーム型に加工したものに置き換えてみた.この新型の羽化器はまず2つ作り、様子を見て問題が無ければ順次他のも置き換える予定.
扉には鉄の板(ラップの刃を流用)と磁石を装着.この方法だと強風や衝撃で開いてしまいやすく、しっかり留めるには今までと同様クリップが必要だが、片手で閉められ、蛾が入ってからクリップで留めるまで(クリップで留めるには両手が要る)の間の時間稼ぎにと思い、組み込んでみた.
重量の測定は初めてだったかも.繭を含めた重量は4~6gのようだ.No3とNo4は測定中にガサガサ動いた事・各繭に重さの感触が伝わったので、とりあえず生きてはいるようだ.繭を作ってから少なくとも3週間経過.繭を開いて中の様子を確認したかったがそこは堪える.