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2021/05/13 オナガミズアオ雌雄に関する仮説(にならなかった)

残念…^^;

(仮説)雄は群れて競うように食べて、若齢のうちは雌より早く成長し、雌は
単独でいて若齢のうちは雄に比べゆっくり成長する…と今朝考えたが、夕刻
帰宅すると各個体はポジション・群れの構成を変えておりこの仮説はあっけ
なく消滅.やはり純粋に若齢の成長スピードで判断してみた方がいいかな.

2021/05/11 オナガミズアオ孵化

遂に

5時半少し前、いくつかの卵に穴が空きだしているのを見つけ
急いで動画の撮影に入る.
全2時間33分程度の時間をタイムラプスで1分程度に 圧縮.
孵化後すぐに離れていく個体もいれば暫く留まり、殻をよくかじる
個体もいる事が分かる.
7時半位に最後の個体(10個体目)が脱出.

積算温度はどうだったか

積算温度に基づく当初の孵化予想日は10日で、実際は1日遅い結果
となったが、大きくは外れなかったという印象である.今の所、
春シーズンの有効積算温度は70度日程度なのかなと思っている.

孵化後のケア

このヤシャブシの枝は、その前に使っていた枝が待ちくたびれて落葉を始めて
しまったので、10日の朝に改めて採取したものであったのだが、採取当日から
萎れてくるようで.嘆いても仕方ないので夜間限定で霧吹きをした後全体を袋で
すっぽり覆ってできるだけ状態を保つ試みをする事にした.

2021/05/12 追記:枝の切り口を斜めに改めて切った所、水揚げが改善した模様.

2021/05/05 オナガミズアオ孵化予想について

昨年同シーズンと比較

日立市の気象データベースを参考に、昨年春シーズンの卵期間について
有効積算温度を算出してみた.

発育零点を10℃*に設定
*参考:ヤママユガ科オオミズアオ属の休眠に関する研究II

すると、産卵翌日(4月26日)~孵化前日(5月7日)の間での有効積算温度は
68.0℃日であった.では、今年の春シーズンではこの有効積算温度にいつ頃達するだろうか?以下に予想を示す.

どうやら5月9日に達する模様.但し、今年分の日平均気温はまだとても
大雑把な数字しか判らない.それでも、今までの「1週間」という固定的
な予想よりも正確さが上がったかな.

※2021/05/08 追記

アメダスという素晴らしいツールがある事を忘れていた.
過去分はやはりおあずけだが、これからの分はWEBを毎日見る事で
追っていける(5/4~/7 まで反映).
ただ今の所、当初の予測を変える程のデータは出ていないかな^^;

※そもそも何故孵化時期を予測する必要があるのか?※
孵化して葉に落ち着くまでは何かと予想外の事が起きがちなので、その時
はなるべく他の予定は入れないか、不可避の場合は予め手を打っておく
必要があるというのが一つ.もう一つは生まれた幼虫になるべく
ジャストなタイミングで新鮮な餌を与えたいから.

※2021/05/09 また追記

今年分の詳細な過去データ(日平均気温)が気象庁のページにある事が
判り早速反映.まあどうという変化はない.どっちにしろ今日孵化しない
のは確定だし.

2021/05/04 オナガミズアオ幼虫飼育準備

明日、孵化予定日

一枝を採取.昨日フィールドのヤシャブシの枝々に着けて回ったのと同じ方法
手元に残した卵付き短冊を葉柄に結び付ける.

(2021/05/05追記:今日の孵化はなさそう.過去を遡ると、産卵日から13日経過
での孵化の記事があった.今後、孵化予定日を予想する時は積算温度の考え
を取り入れた方がいいかもしれない.)

2021/05/03 オナガミズアオ卵着け

孵化予定日2日前

卵をカゴから手でもぐようにして外し、受皿に移す.もぐ際は霧吹きで濡らして
おくと、卵が何かの拍子にピンと跳ねていくのを防ぐことができる.

卵を固定する紙の短冊は予め線を引いておき、卵の貼り付け箇所
にはでんぷんのりを着けておく.のりの厚さはなるべく薄くする
のがポイント.

前回まではのりは両面テープを用いていたが、仮にフィールド上に置きっぱなし
でも土に還るよう今流行り(?)のサステナブルに乗り、素材の変更を試みた次第.

こんな風に卵を貼り付ける.ピンセットを用いると便利.
卵は38個あった.
余計なのりの分をマスクする為砂をまぶす.
念のため、卵の出口になる事が多い「目」の辺りに付いた
砂粒は細い筆等で落としておく.
のりが固まるのを待ち、それぞれの列をハサミで切り出す.
切り出した短冊.今思うともっと長い方が良かった.
この長さでは結ぶのにちょっと苦労する(この時は10cm).

雄が飛来したポイントの辺りのヤシャブシに場所を分けて短冊を固定する.
短冊は全部で4本.残り1本は手元に残す.

明日はヤシャブシの枝を調達する.

2021/05/02 オナガミズアオ5頭目状況確認

気配見いだせず、しびれを切らし

常温解放から3週間経過.他の個体は既に羽化済みの中、
この個体だけはまだ出てこない.繭の中がどうなって
いるのか気になり思い切って繭の端を切り取って
中を確認してみた.
すると、中からは元気に体をひねる蛹が出てきたではないか.
てっきり死んでしまったのかと思っていたが、どうやら早合点
だったらしい.このまましばらく様子を見る事にする.

2021/04/26~29 オナガミズアオ3・4頭目羽化・産卵

4月26日

夕方帰宅すると、3・4頭目が羽化していた.性別はどちらも雌.
4番目に羽化した方(営繭No.2)はまだ尾状突起が伸びきっていない
様子.

今回は3番目に羽化した方の雌を活かして交尾・採卵を試みる事にした.
尚、この世代は累代飼育17世代目*にあたる.
*ただし、交配に用いる雄は野外個体

この日の夜は東滑川のエリアで雄を待ったが、10℃を切る低い気温と強風も
あってか22時まで待っても飛来はなく、諦めて撤収.※4番目の雌とはここで
お別れした.

4月27日

この日は風向きの関係でかみね公園付近のエリアで待つ事にした.
雌は既にコーリングを開始.カゴを車外にセットし、そしてカメラをセットして
いる最中の事.もう雄が飛んできた.

(19:45前後)例によって雄は素直にカゴに入らないね・・・
雄の行く手を遮って半ば強引な形でカゴに押し込む.蓋をしてしばらくして交尾
は成立した.

直後、もう1頭の雄が飛来した.まだフェロモンの余韻があるようだ.
残念!一歩遅かった.

1時間後も交尾を解いていなかったが、そのままカゴを収納して帰宅.

4月28日

昨夜お越しになった雄

雄は雄用のカゴへ.大人しく指に乗ってくれた.

これは雌が速やかに産卵を始めてくれるよう願って取り付けた
ヤシャブシの葉っぱ付き小枝.おまじない程度の効果かも
知れないが.

やはりかみね公園付近のエリアでカゴを車外にセットしていた時の事、
野良猫(?)が寄って来てニャーニャー言いながらasahamaの脚をすりすりした.
少し焦る(写真も撮れたかも?).
ミズアオの雌は到着の時点で産卵を始めていた.

(19:02)産卵の様子を激写(車内にて).

直後、また猫が寄ってくると面倒だったので、雌には車の窓から直接飛んで
行ってもらった.※雄は放出済み.
雌の飛翔は低空飛行で危なっかしかった.大丈夫だったかな?猫に襲われなかった
かな? 見回した所、既に雌の影はなく、猫は近くでじっとして何かを追い掛け
回す様子は無かった事から、多分無事に飛んで行ったのだろう.

4月29日

カゴに産み付けられていた卵.ざっと数えた所36粒はあった.

残る蛹は1頭のみだが、果たしていつ羽化するか.

2021/04/21,25 オナガミズアオ羽化

4月21日

(18時前半)帰宅してみるとおお、待望のお姿が.

今年も美しい姿に会うことができた.男の子である.外横線は無い個体のようだ.

精巧で・美しく・可愛らしい顔である.
後翅をちょっと前にはみ出させる所もかっこいいポイント.

4月25日

10時前半の事、見ている前で2つ目の繭が羽化を開始した.

大きく聞こえる引っかき音にご傾聴
※こちらは音なし.
翅の根元にある突起を動かして脱出に使っている様子が分かると思う.

翅を伸ばす場所を決めた.

性別は雄.何度見ても精悍な顔だなぁ・・・
(10:45)翅伸ばし中・・・

(12時20分台)翅を広げ羽化完了.この個体はうっすら外横線が入るようだ.

この成虫を止まらせていた紙の足場を取り出して、ベランダにぶら下げる.
この時、適当な場所に結んでぶら下げられるよう予め細長く伸ばしておいた2本
の紙の部分が役に立つ(←この表現伝わるかな.過去記事参照).

1番目に羽化した個体を含め、これらの雄は家/近所より逃がした.

番外

いつの間にか網戸に張り付いていたアカサシガメ.
ハダニやアザミウマを捕食してくれればいいのだけど.
きっともっと大物狙いなのだろうな^^;