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2026/06/27 トビイロスズメ卵

発育確認

透明感が無くなり、幼虫の顔と思しき造形が確認できた.どうやら交尾は上手くいっていたようだ.

孵化は近いと見て、手元に残す以外の卵をペアリング現場付近に放つ準備.5つの卵を2グループに分けて、クラフト紙に固定した.
手元にはこの4つの卵を残す事に(今までは3つだったけど、昨年の失敗があり、もっと余裕が欲しくなった).

2026/06/20~21 トビイロスズメ交尾、産卵

6月20日

今まで待っていた山の地域では、2晩連続で雨降りの他霧が立ち込めていた.asahamaはこの霧こそがフェロモンを妨げる主な要因と予想.この日は、本降りの雨模様だが、夜間霧が出にくいと思われる海寄りの地域で待ってみる事にした.22時台.雌は早速コーリングポーズを取り始めた.

6月21日

本降りの雨が続いていたが、諦めなくて良かった(1時50分台).
また、雄が飛来する前、ちょっと意外な出来事が.明らかにトビイロスズメとは異なる種類の蛾が雌にまとわりつく事があった.その蛾はトビイロより2周り程小さい薄い茶色の種類.ヤガの1種に見えたがそれ以上の事は判らなかった.種の誤認による繁殖干渉の例が別の昆虫で知られているけど、トビイロスズメでも、それに近い事例があるのかな?
ともあれ、フェロモンは本降り程度の雨では妨げられない事が分かった(土砂降りではどうだろう?).

雄は雌と別れカゴの底に静止していた.今までの例だと、雄は次の夕方まで雌と繋がったままだったけど、この雄は雌にちゃんと渡すものを渡せたのかな?ちょっと気がかり.
とりあえず、産卵促進用に葛の葉をカゴ天井に取り付け.

雌と別れていた雄は雄用のカゴに移動.ついでに撮影.スレの無い綺麗な姿である.

(20:10頃)雄飛来エリア付近にて産卵中.何枚か撮影を試みて何とか撮れた1枚.ある程度産んだ所で成虫らは出て行ってもらった.

卵は全部で9粒見つかった(葉に8粒、カゴ天井に1粒).後は無事生まれるのを願うのみ.

2026/06/18 トビイロスズメ羽化

23時台

夜がしっかり暗くなるよう飼育室に置いていた.この日も寝る前にそっと蛹の様子を見た所、蛹の周囲が薄茶色に汚れていた.カゴの天井を見るとそこには翅を伸ばす途中の成虫の姿が.早速明るい場所に移して撮影.

その後・・・

羽化当夜を含む2晩、近所のこれはという場所で雄を待ってみた.雌はコーリングポーズをとるものの、雄は全く現れず.2晩とも霧と雨という悪条件もあったのかも知れないけど、6月中旬、この地域においてはまだ野外に羽化個体がいないという可能性も?
この先も悪天候の予報が続く.観察を続けるか悩み中.