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2023/07/24~25 トビイロスズメ・オナガミズアオ成長中

7月24日

トビイロスズメ

3齢.体長2~2.5cm.

オナガミズアオ

体長7cm弱.

1本のボトルの葉が減ってきたが、もう1本は余裕がある場合、こうして互いの枝を触れ合うようにすると、葉を食べ尽くした幼虫が隣のボトルに移る事ができる.管理人が勤務や睡眠でちょっと手が掛けられない時はこうして凌ぐ.

7月25日

トビイロスズメ

体長2.5~3cm.

オナガミズアオ

そろそろ上がりの個体が現れる頃である(半数5齢到達から6日目).5頭個別の写真を収めておこう.体長7cm前後.

夕方

2頭が風が吹いても葉を食べず佇んでいる.上がりの模様.この個体が止まっている枝を切り取って蛹化ケースに入れても良いのだが、まだ他の個体が食べれそうな葉が複数付いている.こんな時は・・・

幼虫の疣足を前から順にくすぐって、あてがっておいた別の枝(事前に食べ尽くしたヤシャブシの枝)に止まらせていく.で、元の枝を切ることなく幼虫を外す(左画像).そして蛹化ケースに収める(右画像).

今シーズンの「お見合い」もあと1回かぁ…

2023/07/12~17 トビイロスズメ孵化、成長中

7月12日

そろそろ孵化かな・・・と思っていたら、次の日には

7月13日

(朝)既に孵化していた.

4つの卵の内、3つが孵化.幼虫の体長(尾角除く)は7mm程.

7月14日

体長10mm程. 昨日卵だった個体もこの日孵化.

7月15日

他の3頭は無事.体長12~14mm.

いつも保湿の為こうしてラップをしているが、これによる高湿度が死者が出た原因?しかし、幼虫が小さいうちにすぐ葉がカリカリになってはかなわないので、2齢が現れるまではこの体制で我慢.

7月17日

これは…脱皮した気配.

2頭がとんがり頭の2齢に変身.尾角もちょっと立派に.1頭は眠.体長は2齢が15mm程、1齢は13mm程.

新しい葉を追加し、ラップによる保湿をやめてみる.

2023/07/02~07 トビイロスズメ羽化~交尾~産卵

(恐らく)7月4日夜~5日未明に羽化

翅が色付いてきたが、即羽化を意味するものではないようで、数日経過.

5日の朝、確認すると既に羽化を終えていた成虫の姿が(蛹の期間:約19日).これは、雌!もちろん、お見合いに挑戦である.

7月6日未明

かみね公園駐車場にて、5日20時前半から雄の飛来を待った.コーリングは22時過ぎに始まった模様.

なかなか来ないから2時半には撤収しようと、思っていた矢先の事・・・2時10分過ぎに大きな蛾がふわふわホバリングしながらゆっくりカゴに近づくのを確認(円内).↑の2枚はどうにか雄が撮れたもの.どうにか撮影しつつカゴの蓋を開けて、自分から入っていくのを確認したら蓋を閉じた.

雌にとりついた雄は素早く腹先で雌と繋がると、即座にこのぶら下がりポーズとなった.asahama飼育史初のトビイロスズメ交尾成功である(厳密には過去にも飼育雌の交尾はあったが、その雌は羽化不全の上有精卵を産まなかったのでノーカウント)

車で連れ帰った時も、そして朝に至っても繋がったままである.その隙に産卵促進用としてクズの葉を天井に縫い付けた.

再びかみね公園へ連れていく.19時台まで繋がっていたが、まず雄がウォームアップをしてから飛び立ち、その後雌も20時頃ウォームアップ、数個の卵をクズの葉に産んだのを確かめてから夜空に出してやった.

7月7日

卵は4つ見つかった.長径は3mm弱.今回は3個体を飼育予定.

クズの葉を長持ちさせる為、今回から、若齢の期間はツールボックスにラップをして用意した飼育容器で管理する事に.