一部始終
地味だが、肢の先端の変化にも注目(爪が引っかかるようカギ状に曲がっていく)
地味だが、肢の先端の変化にも注目(爪が引っかかるようカギ状に曲がっていく)
青切りみかんを半分に切って料理に添えると、何だか見慣れぬ柑橘に見える?
(左画像)ミラ レッド・・・新しい葉に赤の斑が現れてきた.
(右画像)ミラ ホワイト・・・新しい葉が白っぽくなってきた.
サイアチアはまだ見えない.短日処理継続.
ムーレアナを麻紐材から植え替えている所.肥料にはモルコートを選択.
(モルコートを選択したわけ)
・緩効性肥料であること
・粒が鉢底ネットをくぐらない程度の大きさであること
・小袋で売られていたこと(マグァンプは丁度良い大きさの粒の種類が
大きな袋でしか売られていなかったので、購入に二の足を踏んだ.
いくら割安でも、それなりの需要がなければお得ではないのだ…)
セロジネ クリスタータ.水を頻繁に与えていたのが響いたようだ.
株を固定していた紙紐が引きちぎれてしまったので、結束バンドで
固定し直した.※ムーレアナも然り
しかし、新たに作ったこの着生材は何と呼べばよいか...
センスある名称は浮かばないが、とりあえず、「鉢底ネットバッグ」
とでも呼ぼう.
夏の間ちっとも芽が出ず気をもんでいたが、立派な葉を出している事
に気付く.まあ、今シーズンは花は作らないだろう.
なぜか早々に葉を枯らしてしまったので、様子を見てみる(問題が無ければ
鉢増しを行う).
根は問題なし.なので、大きな鉢へ植えつける.葉を早々に枯らした
のは鉢が狭くてストレスが溜まっていたからかも.
※土の配合比…赤玉:3 桐生:3 パーライト:1 バーミキュライト:1
ピートモス:1 腐葉土:1
スズムシの産卵から1月少々が経つ.気が早いかも知れないが、卵が産み
付けられているか確認の為、少々土を掘り返した.すると、生きている
と思しき卵が3粒出てきた.仮に死んでいればとっくにカビまみれで土と
化している筈なので、♀はちゃんと♂と結ばれ、有精卵を産んだに違い
ない.この後これら卵には土を被せておく.
産卵カップを入れた容器にラップをかけ、下駄箱へ移動.晩春までお休みだ.
終齢まで進む.親の世代に比べ何となく小さな感じだが、最大サイズ
はどこまでいくだろうか?
農道の土塊に何故か紛れていたアブラゼミ.
まだ鳴き声を聞くことがある.
暗いバックにセイタカアワダチソウの黄色がとても映える.
持ち込まれた理由は、鑑賞用としてだったのも頷ける.
ズッキーニはゴーヤと違って苦くないのは勿論、加熱後冷めても茶色く色
が変わらず、緑色のままのようだ.
バルボフィラム ウェンドランディアナムと、セロジネ マルモラータ
あと、ヒメアシナガムシトリスミレをボトルに付ける.画像では分かり
にくいが、バルボの株元には水苔を詰めてある.ボトルの穴に挿し込める
長さの根が殆ど無かった為である.しかしこの水苔、既に同じように
ボトルに付けた他の株にも効果があるかもしれない.なので、他の
株の根の隙間にも水苔を詰めてやることに.
昨年得たミンミンゼミの産卵材.孵化した様子をなかなか目にできなかった
ので、状態を確認してみた.卵と思しき物は見つかったが、ペラペラな状態
であった.果たして孵化できたのだろうか?
(8月17日)帰宅すると、♀がケース本体と蓋の間に掴まっていた.飛んだ
のか?
(8月19日)♂の方も大分充実してきた模様.この日、ケースを掃除.
(8月20日)この日の夕方、♂がそれらしい体勢でじっとしていたので、
てっきり脱皮するのかと思いきや、夜になり歩き出したのでそうでは
ないことが分かった.しかし、翅芽はほぼ真上に立ち上がっているので、
脱皮(羽化)は間もなくに違いない.
(8月14日)体の色が個体によって濃かったり薄かったり見えるが、錯覚に
過ぎないだろうか?
(8月15日)早朝、1頭「上がり」を迎え、体を赤褐色に染めていた.
これだけでも、餌やりが結構楽になる.
他の個体も、出す糞が緑色が強くなり、水分量が増してきた(右画像).
(8月17日)4頭目まで「上がり」となる.上がった個体はいつものよう
に落ち葉ケースへ
更にこの日の夜、最後の1頭が食事を止めて体を繕っていた(右画像)
(8月18日)ガットパージも済ませ、ボトルを降りようとしている.
こちらも落ち葉ケースへ移し、3化目でもない限りは今年のオナガ育成
も終了である.
高萩でヤママユの繭(中身入り)を見つけ、気をよくしたアサハマは、日立で
採れないか探しに出かけた.
(見つけたもの)
・(左画像)オオミズアオの幼虫
・(中画像)サルナシの若い実(後で食べてみよう)
・(右画像)クロシタアオイラガの幼虫(君は大抵見つかるねぇ)
残念ながらヤママユは見つからなかったが、きっとどこかにいるはずだ.
~2016年8月22日から28日までの記録~
<料理>
?黄色だ、黄色が足りない(卵はオレンジとみなす).
<植物>
?シャクナゲ
右の鉢はハダニにすっかりやられてしまった.左の鉢もその影響が色濃く出て
いるが、その葉の表面をちょろちょろ走り回る1頭の大きな赤いダニの姿が...
ハダニを食べてくれていることを願う.
?ポインセチア’s
(8月28日)8月も残すところこの日を含め4日となり、涼しい風も吹き始めたので、
短日処理を始めることにした.プラダンで作った暗箱は、つなぎ目から少々光
が漏れるが、押入れの中で使う事が前提なので、大きな問題は無いと予想.
※押入れに入って確かめた所、朝日が差した際結構な量の光が入ってきて
いる感じであったので、念のため箱も使う.
<昆虫>
[オナガミズアオ]
続々と「上がり」を迎え、7月27日未明最後の1頭も落ち葉ケースへ入れる.
一方、こちらは日立における生息地の一つ.海が近くに迫る場所だ(8月28日).
ここで1頭の終齢を発見した(右画像).実は、1週間程前にも同じ所で3頭の亜終齢を
見つけていたが、今回見つけたのはこの1頭のみ.成虫まで生き残ることを願う.
[オオミズアオ]
(8月26日)アパートの玄関先で思いがけないものを発見した.
最初は細長い虫かと思えば、よく見れば並んだ粒、オオミズアオの卵であった!
水滴・楊枝で卵をはがし、タッパーへ移し替える.
今回、卵の再接着にはボンドを使わず、両面テープを使ってみることにした.
卵の生育には、ボンドより適するだろう.しかし、このままでは問題がある.
孵化した幼虫が足をとられてしまうだろう.
そこで、洗って乾かした砂を上からまんべんなくふりかける.こうして余分な接着面
をマスクする.あとは木の枝などに縛り付けておけばOK.
無事孵化した暁には、前から興味のあった(オオバ)ヤシャブシでの飼育を試みる
としよう.
[セミ]
アパート玄関先にて、今度はミンミンゼミの♀を拾う.
昨年採った卵は残念ながら孵化しなかったようなので、再び採卵に臨む.
最初はプラケースに入れて様子を見ていたが、いつの間にかひっくり返ってしまう
ので、折りたたみ式洗濯かごに移し、木片も固定して様子を見ていたら見事
産卵した.尚、餌として入れたナシには食いつかなかった(食いつけなかった?)
模様.
~2016年6月6日から12日までの記録~
<料理>
?梅雨イワシという言葉を初めて知る.
<植物>
?バルボフィラム・マコヤナム
姿形はこちらのイメージと異なったが、とりあえず、こちらに来てから初の開花を見た.
※この植物の名で画像検索すると、同じ名前でも形・色が少し異なるものがヒットする.
_個体変異なのか、実は種レベルでの違いなのかは分からない.
イヌビワ
2号鉢では手狭感が著しいので、一回り大きな鉢へ鉢増しする.
4株より成り立っているので、冬になったら分けることにしよう.
?ミルトニオプシス(交配種)
蕾がほころび始める.ちゃんと咲いてくれるだろうか?
<セミ>
昨年、卵が産み付けられた木片をジッパーに入れて保湿中.
果たして孵化なるか.
[昆虫]
<オナガミズアオ>
5頭皆順調に成長中.
6月9日、3齢が現れた.
これは4番目に羽化した♀が残した卵を紙紐にくっつけたもの.産卵から満1週間
となるので、孵化してしまう前に、この後生息地のヤシャブシの枝に固定した.
6月11日、5頭全て3齢となる.
一度緑となった幼虫は「夕方の散歩」はしないと思っていたが、この日1頭が
夕方早く(18時少し前)食べていた葉から出歩き、頭を左右に振りながら歩き
回った後元の葉に戻る「夕方の散歩」らしき行動をしていた(右画像).
全ての個体がする訳ではないこの行動に、どんな意味があるのかは皆目見当が
つかない.
3齢以降は基本、ひたすら食っちゃ寝であり、葉の消費量がぐんと上がる.
また、幼虫同士が出会うとケンカするようになるので、ボトルを2つに増やし、個体
密度を下げてやる(最終的にはボトルは3つに増やす).
~2015年8月17日から23日までの記録~
<料理>
?今年初の生サンマ食卓に上る(8/22)
<植物>
?キリタ・タミアナに花茎が複数出てきた.
?ポインセチア・ミラ ホワイト
形が整わないので思い切って挿し木から仕立て直しに.水苔でうまくいくだろうか.
<セミ>
(8/19)夜、玄関先でひっくり返っていたアブラゼミの♀を一晩木材と一緒にプラケース
に入れておいたら卵を産み付けていた.来年うまく孵化してくれるだろうか.
<オナガミズアオ>
(8月17日)晩の事、♂が羽化していた.よし、明日は今まで
あまりしていなかった手乗り撮影をやってみよう.
朝、羽化容器からどうにか取り出すと羽をブルブル.こりゃ飛ぶな・・・
案の定間もなく飛び立ち、網戸へ止まった.8月頭に羽化の個体や、飛来した
♂とはまた異なる印象だ.
『少し落ち着いたかな?』という所で頭からそっと指を差し入れると大人しく
乗り移った(肢2本、なかなか網戸から外れなかった事を除く).
幾つかの角度から撮影.羽、見事に下げている.
指先にしがみつく感触が何とも心地よい?
この日の夜、生息地へ.飛ぶ様子の撮影も試みようとしたが、
草へ止まらせる間もなく彼方へ飛び去ってしまった…残念.
この日の朝は、3頭の幼虫も生息地のオオバヤシャブシへ放し、
飼育数を5頭とする.
(8月22日)4齢現る.
一方のこちらは7月育ちの残り1頭の蛹(♀).元気に体を動かすが、
羽に成虫の模様等は全く見られず、腹部が透けて見える.
一冬越す気配が強い.
<イラスト>
最近、切り絵に興味を持つ.
“オナガミズアオ熱”が高じているのでまずその下絵を描き・・・
チマチマ一週間程かけ切り抜き切り抜き・・・
よし、できた.
月が照らす林の地面をスレスレに飛ぶイメージ.
触角が難しかったね.
※紙の向こう側は生活風景(月にあたる所には照明がある).