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2022/09/26~10/01 アゲハ類続々蛹化

クロアゲハ

9月26日

(7:22)昨日の今頃前蛹化した幼虫達.今日の内に蛹になる予定.それぞれを見ると、微妙に色合いが異なる事に気付いた.

向かって右側の方が緑味が強く、緑色型特有の模様もうっすらと見える.対して左側は緑味が薄れ、明~暗色のまだら模様がうっすら見える.右が緑色型になり、左が褐色型になると見た.

9月27日

翌朝、蛹になった両者を比較.おお、予想通りに緑色と褐色に分かれている.しかし、同じような場所なのに何故色が分かれたのだろうか?

キアゲハ

9月26日

体長:No.1…5cm、No.2…4cm ワンダリングに備えて蓋つきケースへの収納に切り替える.

9月27日

体長:No.1…4.5cm、No.2…5cm.No.1は少し縮んだようだ.糞もごろごろしっとりな感じとなっており、いよいよ今日あがりか.

(19時少し前)帰宅後確認すると、やはり1頭(恐らくNo.1)が前蛹化していた.アシタバ葉柄にて、既に糸掛けも済んだ状態であり、移動は不可能.このまま蛹化してもらう事にした.

9月28日

No.2のあがりは今日ではない模様.この日の夜、No.1は蛹化した.

9月29日

No.1蛹.薄茶色の褐色型となった.No.2もそろそろあがりな雰囲気.

帰宅すると、No.2がケース側面で縮こまっていた.よく確認すると、糸掛け等はまだの模様で、まだ移動できそうだったので半ば無理やり蛹化タワーに移した(ケースはツルツルしていて、そこで蛹化させるのはできれば避けたいのと、剥がすのが容易の二つの要因).21時半頃、定位しているのを確認.

9月30日

(5:20)前蛹化を確認.

蛹化脱皮の場面に立ち会う事が出来た.

10月1日

No.1より黒が濃い目の褐色型となった.

アオスジアゲハ

9月26日

体長:大…4.5cm、小…4cm

9月27日

体長:双方4.5cm

9月29日

朝、1頭の色合いが変わっている事に気付いた.今までの暗緑色から黄緑色に.体長は4cm弱に縮んでいる.葉ごと切り取って、蛹化スタンドへ移動させた.

19時台の頃はまだ動き回っていた.スタンドが気に入らないのかと、一度観葉植物に止まらせてみたがまるでお気に召さない.仕方ないので再び蛹化スタンドに戻した.その後もしばらく動き回っていたようだが、21:30頃定位して糸を吐いている様子が確認できた.どうやらワンダリングの時間が続いていただけだった模様.

9月30日

(5時台)1頭目は糸掛けまで完了していた.もう1頭も明るい色に体色が変わり、既にケース内を動き回っていたので蛹化スタンドに移した.この時点で蛹化スタンドにはクロアゲハ蛹2頭、キアゲハ前蛹1頭、先輩アオスジ前蛹1頭がおり、皆さんこの歩き回る幼虫を煙たがるように体を振っていたが、落下等の事故は起きずに済んだ.

10月1日

(7:45)前蛹化して時間が経ち、腹脚は既に脱力している筈だが、足場にひっついたままかも知れない…と余計なお世話かも知れないがasahamaは腹脚の接地面を爪楊枝でさらっておいた.

先輩蛹の体色はうっすら茶色に変わっていた.後輩もそんな変化を辿る気がする…

2022/09/24~25 アゲハ類近況

クロアゲハ

9月24日

午後8時半過ぎ、2頭とも収容していた小プラケの中でガットパージを済ませて歩き回っている事を確認.この後、画像左上の蛹化スタンドへ移ってもらった.

9月25日

未明3時半頃確認すると、2頭ともワンダリングを終えて定位している所であった.

向かって右側の個体の方が進行が早かった.体長は3.5cmにまで縮んでいる.

帯糸を作る作業を見るのは何だか面白い.よく見ると、帯糸は互いにくっついておらず、独立した細い糸の束である事が判る.糸を吐く様子をこれまたよ~く見ると(右画像)吐糸口は先に吐いた帯糸の束には接しておらず、新しい糸は宙に浮いた状態で作られている事が判る.こんな手の込んだ事をしているのにはきっと訳がある筈.

帯糸をくぐって腹部の第二・第三腹節間に帯糸をがっちり挟み込んだ所.この時、この箇所は大きく段が付いていて、くぐった帯糸がはまり込みやすい形となっている.(この瞬間を写真or映像で撮りたかったが間に合わず…^^;)

トラブルの予兆?

(15:24)向かって右側の個体の帯糸が妙にたるんでるなと見ると、右側第一腹脚が足場糸にひっついたままであったのでつまようじで外しておいた(画像は外した後の様子).腹脚は既に機能を失っているようで、もはやこれ以上引っ込む様子はない.蛹化に影響がなければよいが・・・明日の朝かな?

キアゲハ

9月25日

【呼び方変更】大→No.1、小→No.2 「小」も遠からず「大」に大きさが並ぶと思われるので. (体長:No.1…約5cm、No.2…約3cm)夕方、新しい葉を補充.

アオスジアゲハ

9月25日

体長4.5cm.急に貫禄が付いてきた.

2022/09/19~24 アゲハ類成長中

アオスジアゲハ

9月19日

他のアゲハのようにタブノキを水挿しにしていたら、1日程で枝がミイラのようにしなびてしまった.葉の色もあまりよくない.急遽ラップによる蓋をしつらえたケースに枝を収めた.枝が横たわらないよう洗濯ばさみで枝を挟んでいる.この日の夕方には2頭目も5齢(終齢)に脱皮.

9月20日

枝の劣化は収まったように見える.幼虫らの体長約3cm.

9月21日

劣化した葉や枝は高湿度を保っても元には戻らない模様.新たに枝を採ってくる.前の晩から幼虫らは劣化した枝を嫌ってかケースの中をうろついていた.新しい枝は晩の内に取って来て設置していたが、自分の力ではたどり着けないようであったので強制的に移動(↑その直後の図).幼虫らは体長3cmを下回っていた.よほど腹が減っていたようで、作業の刺激をよそにすぐに葉を食べ始めた.

9月22日

体長はそれぞれ3cmに戻った.

9月23日

体長3.5m弱.

9月24日

昨夜枝交換.どうやら食べかけの葉が増えて来るのを嫌がる模様.う~む贅沢.体長:大…4cm、小…3.5cm (双方5齢)

キアゲハ

9月19日

体長:大…2cm強、小…1cm弱

9月20日

大は4齢に.大分終齢に近い色遣いとなった.体長:大…2cm強、小…約1.5cm

9月21日

葉を追加.体長:大…3cm(4齢)、小…2cm弱(3齢)

9月22日

それぞれ眠に入る.体長:大…3cm弱、小…1.5cm

9月23日

それぞれ5齢(終齢)、4齢に進級.体長:大…3cm強、小…2cm強

9月24日

体長:大…約4cm(5齢)、小…約3cm(4齢).「小」は4齢であるがかなり黒味が強い.

クロアゲハ

9月19日

体長約4cm

9月20日

朝、葉を採取.体長4.5cm

9月21日

この日の朝も葉を採取するも、今回の葉(いつもと場所が異なる)は日中の内にカリカリにしなびてしまったので急遽いつもの所で採取.体長4.5cm

9月22日

体長5.5cm.よく見ると色合いが微妙に異なる.

9月23日

体長5cm強.体長の増加はこの辺りで頭打ちか.

9月24日

(7:48)1頭が明らかにボトルを降りたがっていた.そろそろ「あがり」の模様.

小プラケに収容.

(8:19)あまり時をたがわずもう1頭もボトルを降りたいアピールをしていたので同じ小プラケに収容

(14:22)それぞれ小プラケの側面で頭を上にしてじっとしている.下には数個に大粒の糞が落ちている.恐らく今夜ガットパージに続いてのワンダリングが始まるだろう.

2022/09/18 アゲハ類成長中

アオスジアゲハ

この日の朝、試しにタブノキの枝挿し飼育に切り替えてみた.体長はともに2.5cm強、4齢.尚、この枝には若葉はなく成葉のみが付いている.
1頭が葉の縁に辿り着くとパリパリと食事を始めた.アオスジアゲハは、asahamaの記憶が確かなら、中学時代以来の、2回目の飼育であるが、固い葉をどんどん食べていく様は改めて驚かされる.

キアゲハ

昨日調達した葉は昨日の時点ではへたりと萎れていたが、今朝になってみるとまあまあ持ち直している.体長:大(3齢)…1.5cm弱、小(2齢)…1cm強.

クロアゲハ

体長3m弱.4齢眠.今日の内に脱皮するか?

午後、それぞれ脱皮.5齢(終齢)

2022/09/13~17 キアゲハ孵化、成長中

9月13日

(7時台)発生が進んでいた方はかなり黒っぽくなり、孵化間近といった所.もう一つはまだ黄色だが、頂上の黒点は強くなったかな?

9月14日

(7時台)どちらも孵化していた.体長:大きい方…0.5cm、小さい方…0.3cm

9月15日

(7時少し前)どちらも0.6cm程の体長.大きい方は眠に入っている.

9月16日

(7時後半)大きい方は2齢に進級.小さい方は眠.体長:大…0.8cm、小…0.7cm

9月17日

現在どちらも2齢.体長:大…0.9cm、小…0.6cm

2022/09/11 キアゲハ卵状況

片方に変化

(7時後半)片方について、頂点に黒い点.赤道回りにうっすら褐色の帯が現れた.
卵の変化が観察できるのはヤママユの類にはないメリット.

(17:38)7時後半の撮影時は変化の無かった方の卵も、頂上に黒い点が現れた.

2022/09/10 キアゲハ卵GET

思ったより見つからないものだ・・・

自宅から北へ10分程車を走らせた所の海岸に面する緑地帯にて、アシタバ的な植物にキアゲハのものと思しき産みたて(?)の卵2粒発見.
近くの葉にはキアゲハ終齢幼虫が、別の葉には3齢位の幼虫(画像なし)がいた.この地帯にはアシタバが大小様々各所に生えていたが、見つかったキアゲハは以上.親の蝶は頻繁に訪れる場所ではないのかも.
卵の付いていた葉を採取.プラケース(小)に入れて様子を見る.

2022/04/21 キアゲハ羽化

4月20日の時点

朝はうっすらと翅の模様が見え始めたかな?という程度だったのが夕刻にははっきりそれと分かるように.ひょっとして明日を待たずに羽化か?と色めいたが、結局この日は羽化せず(折角会社のデスクに持ち込んだのに…^^;).

4月21日

会社で一晩過ごした蛹の様子が気になり、いつもより早めに出社するとそこには既に羽化がそろそろ終わりそうなキアゲハ成虫の姿があった.10時頃、会社裏より飛び立っていった.

2022/04/09 キアゲハ蛹状況

変化が?

無事越冬中と見られるキアゲハ蛹、頭部~胸部にかけて、何となくという程度だが黒っぽさの増加が感じられたので、ライトで透かして見ると、頭部・複眼の辺りが形成されているような影が見受けられた.

一方、モンキ・クロは頭部胸部ともに影は見当たらず.羽化はまだ先の模様.

2022/03/20 アゲハ蛹ら状況確認

ナミアゲハは残念の模様

昨年までの様子では問題なさそうだったので奇跡を信じてみたが、やはりハエはしっかり侵入を果たしていた模様.
こうなったら、ここからはアゲハではなく、ハエの進行状況の記録をとる事にしよう.トビイロ幼虫のプラケースを間借りする.とりあえずいつ頃成虫が現れるかだな.

モンキアゲハ2者

どちらも問題なさそう.

クロアゲハ・キアゲハ

こちらも問題なさそう.