「オオミズアオ」タグアーカイブ

2016/10/03~09 料理・ポインセチア・オオミズアオ

~2016年10月3日から9日までの記録~
<料理>
料理
?パプリカをオレンジに変更してみる.トマト・人参と被った.

<ポインセチア他>
poinsettia_16-10-03 poinsettia_16-10-04 poinsettia_16-10-07
左画像から順に
(左)今まで被せていた箱、枝がつっかえそうになっているのに気づく.以降、押入れに
 入れておくだけにした(押入れの扉の下の隙間から光がよく漏れるので、そこだけは
 衣類で塞いでおいた).
(中)一部の葉柄がかすれたような色になっていた(円内).はじめは病気かと思ったが、
 よく見たらそこにアザミウマがいた.すかさず液体洗剤付きの楊枝で退治.
 また、葉の裏や枝にコナカイガラムシの類が数頭たかっていたのでこれも取り除く.
(右)短日処理開始から1ヶ月と少し.ミラ・レッドの方も葉が赤くなり始めた.一度色が
_変わり始めると、日を追うごとに目に見えて変化が進んでいく.退屈だった日々が
_報われ始める時だ.

ポインセチアは順調だが、最近栽培を断念したものも記しておく.
・セロジネ・ミニアタ・・・麻紐を取り替え、通水性を改善したが、時既に遅しだった模様.
・シャクナゲ・・・ハダニにたかられ、殲滅は果たすもこちらも遅過ぎた模様.
・セロジネ・アッサミカ・・・こちらは枯れた訳ではなかったが、アサハマ的には「別に
 買わなくても良かったかも」という独断と偏見の下で・・・理不尽ですまぬ.

<オオミズアオ>
aliena_16-10-06-1 aliena_16-10-06-2
クマノミズキの2頭は順調に成長を続け、1頭が「上がり」を迎えた.10月9日
現在、もう1頭もそのような気配に.
心配なのはオオバヤシャブシにいる1頭.食いつきが依然良くなく、なかなか
体が太らない.現在、クマノミズキとオオバヤシャブシは別のボトルに挿して
あるが、もう一度合わせてみよう.

2016/09/26~10/02 料理・昆虫

~2016年9月26日から10月2日までの記録~
<料理>
料理
?朝夕の外食が多かったかな・・・

<昆虫>
[スズムシ]
採集して4日目の、帰宅した夜の事、スズムシが妙に動かず、姿勢も少しおかしいことに
気付く.ケースから取り出すと、死んだ訳ではないが、体を殆ど動かせない状態になって
いた.一体何故こんな事に!?
↓悔しさのあまり無理矢理立たせるポーズをとらせてみたが、この後程なく崩れた.
melo_16-09-28-1
腹部を繰り返し押したり水を飲ませたり等で蘇生を試みたが功を奏さず、
3日後には完全に事切れる.
スズムシ 卵?スズムシが産卵のポーズをしていた辺りの土を
まさぐってみた所、卵らしきものを発見.来年の希望としよう.

[クワガタ]
luca_16-10-01-1 ミヤマ 幼虫確認
ミヤマクワガタのマットを調べてみた所、幼虫を1頭発見.親は産卵を
してくれていたようだ.今回は1頭見つけた所でマット・幼虫を元に戻した.
来春辺りにより詳しく調べてみよう.

[オオミズアオ]
一番小さかった個体が残念ながら脱落してしまった.当時、糞が金魚のそれのよう
に連なって出ていたので、消化吸収が上手くいかなかった事が直接の原因だろう.
最初からクマノミズキで育てていれば、この事態は防げたかも知れない...
生き残った3頭は姿からして全て終齢になった様子.
aliena_16-10-01-1?1頭は結構貫禄がついてきた.
オオミズアオお尻
オオミズアオのお尻の茶色の模様は、オナガのそれよりも幅が広い.
先端の葉は残す?やはり、先端の若葉は残す.
aliena_16-10-01-3
オオミズアオは全てオオバヤシャブシからクマノミズキに難なく移るのかと
思ったがそうではないようで、この1頭はオオバヤシャブシ拘り続けている.
しかしそれは良いとして、どうも食が細いのが気になる.
高校時代に飼っていたオオミズアオは、こんなに気難しくはなかった記憶だが・・・
やはり、餌の条件だろうか?

2016/09/19~25 料理・植物・昆虫

~2016年9月19日から25日までの記録~
<料理>
料理

よく使っている銘柄の豆腐、パックから出しやすく改良されたのかも.
※画像が不揃いなのは、替えたばかりのカメラに慣れていないことに因る.

<植物>
アングレカム・レオニス アングレカム・レオニス?アングレカム・レオニス
今回も麻紐着生材を用いるが、いつもペットボトルを使うのでは退屈なので、
実家近所にあった竹材を使ってみた.

ミラ・レッド ミラ・ホワイト?短日処理中のポインセチア
開始からかれこれ1月程経つ.ミラ・レッド(左画像)は若い一部の葉の縁が僅かに
赤くなってきた程度の変化だが、ミラ・ホワイト(右画像)は、若葉が明らかに白味を
帯びだしている.

<昆虫>
日立市某所にて、「ある意味」珍しい虫を得た.
トラップにかかったスズムシ1 トラップにかかったスズムシ2
スズムシである(♀).
この場所ではそれらしき鳴き声が聞こえていたので、もしやと思い、
ペットボトル製カツオブシトラップを4つ、一晩仕掛けておいた所、その1つに1頭
のみであったが、まぎれもなくスズムシが入っていた(他、ダンゴムシ・アリ多数).
近くのHCで普通に売られているこの虫であるが、野生で捕まえるのはやはり
格別である.次世代を育てたいのでこの時期なら、この1頭で十分であろう.
melo_16-09-24-3 melo_16-09-24-5 melo_16-09-24-6
飼育セットを準備し、いざスズムシ導入.早速キャップに溜めた水を飲み、
カツオブシを齧った.また、カツオブシ入りのキャップ自体も齧っていた.気になる
ものはとりあえず齧ってみるタチのようだ.
産卵管を土に挿す?気掛かりな場面を見た.
これは土に産卵管を差し込んでいる所であるが、どうも土から抜くのが早すぎる.
そして何度も抜き差しを繰り返している.ひょっとすると赤玉土が粗過ぎて気に入らない
のかも知れない.

卵見つからず...?あくる日、土を改めたが、卵らしきものは発見できなかった.
やはり、土が粗過ぎたようだ.HCなどではスズムシ用の土も売っており、それは
赤玉土を細かくしたものだ.
赤玉土を砕く?melo_16-09-25-3
「ならば、砕けばよいではないか」と、受け皿と石で粉々に砕き、水切りネットを通る
位に細かくしたものを水槽に入れ直した.
梨を齧る
ついでに梨の欠片も入れてみたら、カツオブシよりも食いついた.糖分を求めて
いたのかも.
夜、再び土に産卵管を差し込む様子を見る.今度は1回につき昨日よりもずっと長く
(少なくとも2分弱)その姿勢を保っていたので、今度は産卵に成功しているだろう.
今後が楽しみである.

aliena_16-09-22-1 オオミズアオ?オオミズアオ
オオバヤシャブシの食いが悪い2個体を試しにクマノミズキにつけてみたら
食いつきが改善した.生まれた時からつけていたオオバヤシャブシよりも
食いつきが良いとはこれいかに.
残り2個体は今の所オオバヤシャブシで良好な生育を見せているが、
クマノミズキではより良く食いつくのだろうか?この木は近くに生えている
ので、これで全て置き換えられるのならそうしてしまうかも
(アサハマの中では、オオバヤシャブシでのオオミズアオ飼育は止める方向に
傾いている).

2016/09/05~11 料理・蘭・オオミズアオ

~2016年9月5日から11日までの記録~
<料理>
料理
?生サンマ、不漁なのか、なかなか価格が下がらない.

<蘭>
セロジネ・クリスタータ?セロジネ・クリスタータ
着けていた麻紐を、緩い編み方にしたものに変更.
今年は時既に遅しのようで、新しいバルブは豆粒程となってしまった.
当分花は咲かないだろう.

アングレカム・レオニス?この時期としては珍しく新入り.
Angraecum leonis (アングレカム・レオニス).
その花は夜、香りを放ち、蛾などを引き寄せるという.その様子を捉えよう
と目論み、栃木の蘭園より購入.
竹筒をベースとした着生も面白そう.

<オオミズアオ>
オオミズアオ1齢 オオミズアオ2齢 オオミズアオ3齢
(9月11日)
オオバヤシャブシよりも後に採ったクリの枝がくたびれてきた.
2種類の枝を一つのボトルに挿し直した所、クリにいた2頭中1頭がオオバヤシャブシ
に移った.
現在3齢1頭、2齢3頭.はじめからオオバヤシャブシについていた2頭が、
成長的にリードしている模様.

このカメラ、そろそろ限界かも知れぬ.

2016/08/29~09/04 料理・蘭・オオミズアオ

~2016年8月29日から9月4日までの記録~
一時期に比べ暑さは少しマシに.
<料理>
料理
・黄色:パプリカ導入.
・生サンマがシーズンに

<蘭>
セロジネ・オドアルディ蕾 セロジネ・オドアルディ開花
今年のドームで入手したセロジネ・オドアルディ.いきなり伸ばしてきた花芽
が遂に開花にまで至った.素晴らしい花だ.

麻紐通水実験1
麻紐が編み具合で通水性に変化を来すか実験を行った.
画像左はこれまで同様固くきっちり編んだもの.右はゆるく編んだ方.
編む本数は4、編む前の長さを30cmでそれぞれ作り、水に挿した後は垂れ
下がる長さを揃えた(9月3日 18:40頃通水開始).
麻紐通水実験2? 開始から約1時間後、水が滴り始めた.
麻紐通水実験3
翌朝、ゆるい方の水かさの方が少なくなっているのを確認.
どうやら、紐はゆるく編んだ方が水をよく通す模様.
セロジネ・ミニアタ 滴下確認
早速、ゆるく編んだ麻紐でセロジネ・ミニアタの麻紐を置き換えると、同じ日
のうちに下から水が滴り始めた.
今までアサハマは思い違いをしていたようだ...
他の通水が悪い麻紐着生材も置き換えねばならない.

<オオミズアオ>
オオミズアオ孵化 オオミズアオ2日目?9月3日朝に孵化.
思惑通り孵化は円滑に進み、7個全て孵化を全うした.これから、卵の再固定
にはこの方法を使うとしよう.
さて、最初はオオバヤシャブシだけで這わせていたオオミズアオらであったが、
歩き回ってばかりでなかなか落ち着かない、それならとクリの枝も用意したが、
やはりなかなか落ち着かない.だが、夕方には落ち着いて葉を食べ始めた.

9月4日現在、クリとオオバヤシャブシの枝は互いに接するようにしているが、
それぞれに幼虫は2頭ずつ(飼育は全4頭に絞った)おり、それぞれ葉を食べて
いる状態.アサハマ的にはどちらかに全てという結果の方が面白いのだが、
とりあえず見守っていく.

2016/08/22~28料理・植物・昆虫

~2016年8月22日から28日までの記録~
<料理>
料理
?黄色だ、黄色が足りない(卵はオレンジとみなす).

<植物>
シャクナゲ?シャクナゲ
右の鉢はハダニにすっかりやられてしまった.左の鉢もその影響が色濃く出て
いるが、その葉の表面をちょろちょろ走り回る1頭の大きな赤いダニの姿が...
ハダニを食べてくれていることを願う.

poinsettia_16.08.28?ポインセチア’s
(8月28日)8月も残すところこの日を含め4日となり、涼しい風も吹き始めたので、
短日処理を始めることにした.プラダンで作った暗箱は、つなぎ目から少々光
が漏れるが、押入れの中で使う事が前提なので、大きな問題は無いと予想.
※押入れに入って確かめた所、朝日が差した際結構な量の光が入ってきて
いる感じであったので、念のため箱も使う.

<昆虫>
[オナガミズアオ]
gnoma_16.08.22 gnoma_16.08.23 gnoma_16.08.25
続々と「上がり」を迎え、7月27日未明最後の1頭も落ち葉ケースへ入れる.
gnoma_16.08.28-1 gnoma_16.08.28-2
一方、こちらは日立における生息地の一つ.海が近くに迫る場所だ(8月28日).
ここで1頭の終齢を発見した(右画像).実は、1週間程前にも同じ所で3頭の亜終齢を
見つけていたが、今回見つけたのはこの1頭のみ.成虫まで生き残ることを願う.

[オオミズアオ]
aliena_16.08.26 オオミズアオ卵
(8月26日)アパートの玄関先で思いがけないものを発見した.
最初は細長い虫かと思えば、よく見れば並んだ粒、オオミズアオの卵であった!
水滴・楊枝で卵をはがし、タッパーへ移し替える.
aliena_16.08.27-2
今回、卵の再接着にはボンドを使わず、両面テープを使ってみることにした.
卵の生育には、ボンドより適するだろう.しかし、このままでは問題がある.
孵化した幼虫が足をとられてしまうだろう.
aliena_16.08.28-1 aliena_16.08.28-2
そこで、洗って乾かした砂を上からまんべんなくふりかける.こうして余分な接着面
をマスクする.あとは木の枝などに縛り付けておけばOK.
無事孵化した暁には、前から興味のあった(オオバ)ヤシャブシでの飼育を試みる
としよう.

[セミ]
cicada_16.08.26 cicada_16.08.27-1 ミンミンゼミ産卵
アパート玄関先にて、今度はミンミンゼミの♀を拾う.
昨年採った卵は残念ながら孵化しなかったようなので、再び採卵に臨む.
最初はプラケースに入れて様子を見ていたが、いつの間にかひっくり返ってしまう
ので、折りたたみ式洗濯かごに移し、木片も固定して様子を見ていたら見事
産卵した.尚、餌として入れたナシには食いつかなかった(食いつけなかった?)
模様.

2015/06/29~07/05 料理・蘭・昆虫

~2015年6月29日から7月5日までの記録~
<料理>
料理
?曇りばかりで(全般的に)写真が映えぬ.

<蘭>
ツニア開花?ツニア
開花が始まる.会社にて鑑賞に供す.

coel.カリアナ?セロジネ・カリアナ
すのこに置いていたら鉢底から1本の根が飛び出していた(円内).
このままでは床等に置けないので、飛び出した部分をカッターで切り取る.

ミルトニオプシス切花?ミルトニオプシス
花が傷んできたので切花にしてみたが、2日程度で萎れてしまった.
ミルトニオプシス植替1 ミルトニオプシス植替2 ミルトニオプシス植替3
花を切り取った株は植替えへ.すっかり出来上がっていた根鉢をノコギリ・
カッターで2つに切り分け、片方のみをいかして新しい鉢に植えつけた.

<オナガミズアオ>
オナガミズアオ繭
(6月30日)繭から葉をはがす.恐らく画像右側が出口(「すぼまった」感がある).

2ボトル体制へ
(7月2日)幼虫らは大分成長してきたので、ボトルを二つにする
(1ボトルあたり2頭の体制).

gnoma_15.07.03-1 gnoma_15.07.03-2
(7月3日)成長した4齢.そろそろ眠へ.水分的には十分なのか、霧吹きで
水を与えても興味を示さない.

蛹と4齢大きさ比較
(7月4日)眠の4齢と蛹の抜け殻の大きさ比較.長さ的には大体一緒
である.即ち、成長した5齢は再びこの長さにまで体を圧縮させて蛹・成虫
へと変化を遂げるのだ.

4齢→5齢脱皮 gnoma_15.07.05-2 脱いだ皮を食べる
(7月5日)5齢現る.脱いだ皮は多くの場合自分で食べてしまう.

<オオミズアオ>
2晩待ってみたが、期待の♂は得られず.♀は元の所へ返す.
成虫の時期が外れ過ぎていたのかもしれない.
睡眠を削った甲斐なく計画は振出に.

2015/06/22~28 料理・植物・昆虫

~2015年6月22日から28日までの記録~
<料理>
料理

鶏肉とネギの相性は良好.しかし、鶏肉はよりしっかりと味を付ける必要が
ありそうだ(6/28夕).

<植物>
クンシラン発芽
4月末に種を蒔いたクンシラン.2つの種がようやくここまで発芽し、伸びて
きている.

セロジネ・マルチフロラ?セロジネ・マルチフローラ
新しい葉が伸び切り、新しいバルブができつつある.他のどのバルブよりも大物の
予感.

<昆虫>
冷蔵庫にて待機させていたミヤマクワガタは、知り合いの農家の方へプレゼント.
引き換えに幾つかの野菜を頂いた.

オオミズアオ
幸運にもオオミズアオが得られる.
オオミズアオはオナガミズアオよりも総数は多いはずだが、「オナガ」と異なり
決まった発生ポイントというものは無い為、却って見つけにくかったりする.
この個体は車を運転中とある生垣で偶然発見したものである(6月27日).
羽化したての♀であり、これから♂を得ようという所である.

もし、次世代が得られた際は、確かめたいことが一つ・・・
“オオミズアオがハンノキで見つからないのは偶然か?それとも必然か?”
アサハマは未だにオオミズアオをハンノキ類で見つけたことがない.
ならば、得られた幼虫に実際ハンノキ(ヤシャブシ)を与えて様子を見て
みようという目論みである.

以下、オナガの記録
オナガミズアオ2齢 オナガミズアオ3齢 水を飲む
オナガミズアオ繭
(6月23~25日)3齢現る.幼虫の飼育数を4頭に絞る.(上段右画像):時々
霧吹きにて水分補給.(下段画像):先々週(6月16日)ケース蓋に作られた繭.
繭を包む葉は、後で除く必要がありそうだ.

gnoma_15.06.26 葉を切り落とす オナガミズアオ4齢
(6月26~28日) (中央画像):さっきまで食べていた葉を切り落としている3齢.
程なくして眠に入った. (右画像):脱皮して日の浅い4齢(6月28日).
6月28日までに3頭が4齢になっている.

2014/08/11~17 料理・クロッカス・昆虫

~2014年8月11日から17日までの記録~
<料理>
料理
このラーメンはもらいもの.海苔があるだけで恰好がつく気がする.

<クロッカス>
先週はサフランを購入したが、もう少し可憐なものも(あと、種が採れそうなもの)
と思い、別の秋咲きクロッカスを購入した.
クロッカス・コンカラークロッカス・コンカラー
サフランよりもずっと小さい.これも早速鉢に植えつけた.

<昆虫>
(オオミズアオ&オナガミズアオ)
aliena_14.08.13-1 aliena_14.08.13-2 aliena_14.08.13-3
オオミズアオの2頭目が8/12に羽化していた.オスを待ちきれず、羽化より24時間以内に
卵を産んでいる.

(8/13)の昼下がりの事.オオミズアオのいるケースに入れてあるオナガミズアオの繭の一つ
にいつもと違う音が聞こえてきた.先日オオミズアオが羽化した時と同様の音であった.
gnoma_14.08.13-1 gnoma_14.08.13-2
よく見るとその繭の出口を枯葉が塞いでいる格好であったので、繭を手に取り剥がしてやる
と、動きが止まってしまった.繭の出口は少し濡れた感じだ.
暫く経っても動き出す気配が無かったので事は急を要すると判断.繭をカッターで切り始めたら
再び動き始めた.
繭からの脱出繭を手に取ったままでも動きは止まらない.
画像では見出せないが、繭の出口あたりから何やら1対の短い突起が突き出ているのに
気付く.成虫の動きに合わせてそれも動き、あたかも繭に小さな切れ込みを入れようとする
動きであった.繭の中で成虫が時々回転し、突起もそれに合わせて移動、繭にブスブスと
小さな穴を空けていく.そして、繭の出口は徐々に脆く薄くなり、成虫の白い姿がはっきり
見えてくるまでになると、一気に繭を押し破って成虫が全身を露わにした.
gnoma_14.08.13-3?ケース内で羽を伸ばす
歩き回って落ち着かなかったのでケースに戻して羽化を見届ける.羽を伸ばす様子は
オオミズアオと同様.
羽の付け根の突起
羽を伸ばしきった後の成虫をよく見ると、羽の付け根に小さな突起が見える.これを繭に
突き刺していたのだろう.
突起位置(オオミズアオ)同様の突起はオオミズアオにも
羽化の際、口からの液で繭を柔らかくするだけでなく、まさか専用の道具も使って
破いていたとは.知っているようで知らないことがまだまだ沢山あるものだ.
オオミズアオとオナガミズアオ
左がオナガミズアオで、右がオオミズアオ.模様も少し異なるが、止まり方が明らかに
異なる.

(ミヤマクワガタ)
ミヤマ幼虫
保冷剤を毎日2回取り替えて暑さ対策中.サボると表面に出てきて暑さを訴える.