柵内にて
イワレンゲ達は炎天下に晒されながらも逞しく育っているようだ.
麻紐には根が複雑に入り込んでいて、根を傷つけずに麻紐を除く事はまず
不可能.以前、「麻紐なら分解が容易」などと述べた記憶があるが、いざ
やってみるとそうでもない.何かの評価を述べるのは慎重にしなければ
と反省.
湊公園のイワレンゲの実がはじけていたので種を再び失敬.
一房を一撫でで十分過ぎる程の種が採れる.限られた場所でしか見られない
植物だが、繁殖力自体は決して弱くないのだ.ただ、機会・条件のハードル
が高いのだろう.
今回は鉢に蒔くというオーソドックスな方法をとる.ただ、後で間引く
にしてもこの数は多過ぎる.そこで、30粒程の種をピックアップして蒔く
ことにした.
上図の方法で1粒ずつ蒔いた.目に悪いね^^;
※2017.12.27 画像差し替え.息についての記載が欠けていた.
前回は室内で管理していたが、今回はベランダで管理.寒さに遭わせた
方がその後の成長に良いかも知れないと思ったので.
残りの種はどうする?後日湊公園のめぼしい場所に蒔いて回るとするかな.
12月14日夜(22時辺り)、流星が撮れるかもと思い.日立の海岸で三脚を構え
夜空の撮影を試みた.が、思ったよりも夜空は明るかったようで、白っぽい
バックになってしまった.旬を1日過ぎていたせいか流星もなかなか見れず
(運転中1度目にしたのみ)、オリオン座を捉えるのが精一杯であった…^^;
夜の撮影はやっぱり厄介ね.
11月上旬に花を咲かせていたイワレンゲはすっかり実となっていた.
種を飛ばすのはもう少し先のようだ.
ウチのは遂に絶えてしまったので、種を飛ばす頃もう一度チャレンジするとしよう.今度は最初からオーソドックスな方法で…
サギがたむろしていた池を覗き込むと...何かいる!アミの仲間
のようだ.沢山いたけど大きく写すのは難しいね...
この池、傍には涸沼があるから繋がっているのかも.ならばこの
アミはイサザアミかな?
ハマダンゴムシとネットで目が合ってしまった.
ダンゴムシに美しさを覚える日が来るとは・・・
で、思い立ったが吉日という訳で、身近な海岸を捜索開始した
のだった.
まずはテトラポット辺りを探すとするかの.
おお、思いがけずアリジゴクを発見.これは幸先良いか?
むう、そう簡単には見つからないようだ.これは何故か
テトラポットの下にいたモクズガニ.結構大きい.
打ち上がった海藻の下にはハマトビムシ、石等の下にはワラジムシ
が沢山見つかったが、ハマダンゴムシの姿は見つからず.
次の場所へ移動.
石がかなりゴロゴロしているが、砂がむき出している所、草が
茂っている所もあり、期待はできるかな.
お、ダンゴムシ!と一瞬思ったが、何だ、オカダンちゃんか…
やたら飛び出してくるこれを捕ってもねぇ…
もう!お前も「撮って」やる.何貝だろうね.
さーて、いるかな.
流木の下にいたのはコガネムシ幼虫.意外.
このゴミムシ類は結構見つかった.
スナガニ発見.
砂上でハチが騒いでいたので見ると、砂に潜ろうとする♀に♂が
ちょっかいを出している所だった.ツチバチの仲間かな.
寒いニュースはあんまり引っ張らなくていいと思うの.
サルナシ、遠目で見ると青いプチトマトみたい.来年も採るとしよう.
湊公園に足を運ぶ.無論、あの植物の様子を見る為である.
おお、咲いとる!咲いとる!何だか小人のようだぞ.
よく見ると、花茎は陽の当たっている側を丸める形で曲がっている.
なるほど、陽の当たる花の数を増やして虫の目に止まりやすくする
作戦だな?
開花株の周りには、花を作らずロゼットのままの株も数多くある.
このような株が越冬するのだろう.
花を拡大して見ると、飴細工で作ったような造形である.
陽が当たる事でその美しさが際立つという感じだ.
岩場に自生する株も花盛り.
路面の割れ目で生えていた立派な株は、残念ながら消えてしまって
いたが、別の場所で新たにイワレンゲ発見.大きく育てよ~.
続いて、大洗サンビーチに足を運ぶ.目的は一応、当ブログ*名に
相応しい背景写真を撮る為であったが...
*当ブログを始めるきっかけの地でもあるし
おお、ハマグリ殿がいたぞ!気を良くしたasahama、少々道草を
食うことに.
こちらはフジノハナガイ.水管を伸ばしている写真を撮る
のに少々粘った.
はてこちらは…ヒメバカガイ?或いはホッキガイの子供?
野生下の元気なトノサマバッタをこれ以上アップで撮るには装備が
足りないようだ.こちらに近づくのをじっと待っていたが、願い
空しく飛び去ってしまった.
背景写真として波打ち際を撮って終了.
巷では紅葉シーズン到来だが、赤い葉ならこちらも負けてはいない.
苞葉、まだまだ展開中.
モミジやイチョウは色づいた葉をすぐに落としてしまうけど、
ポインセチアであれば、少々のケアを施せば春まで持つ.
部屋で“紅葉”を長く楽しめる数少ない植物ではなかろうか.
着色の手続きが2ヶ月程度必要なのが手間だけど、それでも
一日一杯のコーヒーよりもコストは低い.たぶん.
新型のボトル(なかなかいい名前が浮かばない)に引っ越し.
バルボの方はかなりいじけている.両者、一晩水に浸して
回復を促す.
このセロジネ、他の種よりも根の動き出しが早いように見え
る.着生材にずんずん入っていく様子を見ると嬉しくなる.
こちら自宅のイワレンゲ.ぱっと見生命反応が消えたように
見えるが...
生き残っているのを確認(円内).もうしばらく様子を見よう.
一方、栽培を断念したもの...
・セロジネ マルモラータ(この株、ただでさえ動きが鈍く、
サイズがどんどん小さくなるばかりであった…)
・ストレプトカーパス バンデレウリー(病気がどんどん進み、
思い切って屋外に出すが、遂に根本もやられ、果てる).
(11月3日)気まぐれでケースの蓋を開けると、幼虫が1頭マット
の表面に出てきていた.む、どうしたのか.
温度計を見ると20℃のラインをうろうろする状況...
きっと暑いのだな.暖房の影響が届きにくい玄関へ移動.
そういえば昨冬より朽木を交換していない.枯渇してもいる
かも知れない.
なので、新たな朽木を調達(コナラ材、小).
(11月4日)朽木交換の過程で、古い朽木を取り出すと固い芯しか
残っておらず、その芯にかじりつくように2頭の幼虫が出てきた.
まあ最初から餌として入れたのは朽木だけだったから朽木を集中
的に齧るのは頷けるが、それにしても本当に「食い尽くす」という
感じにするのね…
新しい朽木を導入(四角内).幼虫の脇にある薄黄色のは古い朽木
の芯.
~2017年2月13日から19日までの記録~
<料理>
・赤タマネギの輪切りは驚いた目玉のよう.
・最近、刺身は扇状に盛り付けるのがアサハマ的流行り.バルボ(シルホ系)風に.
・鮮度の良い魚を捌くのはやはり気持ちがいいものだ.鮮度が落ちて内臓が
くたびれていると少々残念な気持ちになる.
<植物>
先週はひたちなかの山野草店でツメレンゲを入手したが、今回は笠間の花屋で再び
ツメレンゲを入手.異なる2つの株があれば良い種が沢山できると思ったので
(数をどれだけ増やすかはともかく、とりあえず実生が目的.尚、手に入った2つ
の株が本当にクローンでないのかは分からない).
植替えに用いた新しい鉢(3.5号)の底には大きな穴がいくつも空いている.
鉢底石を詰めれば簡単に土の流出を抑えられるが、根を張るスペースが減って
しまう.更に、鉢底は立体的なので、鉢底ネットを敷くのも容易でない.そこで、
網袋を使い解決を図る.沢山あるツメレンゲの芽の内、大きなもの3つを選んで
鉢に導入.芽を持ち上げながら少しずつ土を盛っていき(配合…赤玉3:桐生3:
腐葉土1:パーライト1:バーミキュライト1:くん炭1 + マグァンプ2g程)...
植替え(+ダウンサイジング)完了.左が笠間で入手.右がひたちなかでの入手.
こちらは、上記ツメレンゲを入手した笠間の花屋でおまけで頂いた
クラッスラ テトラゴナ.これまでとはまた雰囲気の異なる多肉である.
乾き過ぎていたのか、根の張りが貧弱であった.鉢はそのままで土を
取り替えた.
植替えはまだ続く.次に植え替えたのはモクレン類(オオヤマレンゲ系).
こちらに来てから初めての植え替えである.
雑木・雑草を除き、植替え完了(配合…赤玉3:桐生3:パーライト1:
腐葉土2:バーミキュライト1 + マグァンプ2g程).
更にその次に植え替えたのはハエトリグサ.例によって新しい球根がより下に
できている.根の張りはやはり貧弱である.より小さな鉢(3号位)に植え替え
(配合…赤玉3:桐生3:腐葉土1:パーライト1:バーミキュライト1:
ピートモス1 + マグァンプ1g).
さて、今回のハエトリグサの植え替えでは初めて元肥を導入したが、
果たして吉と出るか凶と出るか.
まだ早いかも知れないが、横方向にうっとうしくて久しいポインセチア
ミラ ホワイトにて挿し木を行った.この挿し木を行った土は、通常
な配合だが、挿し木部周辺はなるべく清潔になるよう桐生砂100%になる
ように土を入れた.
挿し木後はラップで蓋をし、乾燥防止.一応、保険の為元の株も当分
残しておく(枝々は思い切って切り落とした).根本がすっきりした株
を作ることが目的であり、挿し木が根付いたならば元の株は破棄予定.
<その他1>
イワレンゲが植えてあると知り、様子を見に湊公園に足を運んでみた.
朝日に照らされる太平洋がとても美しい.
公園片隅の鎖の囲いの中にそれは生えていた.様子を見るに、雑草の除去・植え替え
等の人の手が介在している感じである.囲いの外でも生えているのか探したが
見つからず.採集圧によるものか?それともこの植物がとても不器用なのか?
種は沢山作るはずだが.
それにしても、この手の多肉植物は園芸店では見慣れた顔ぶれだが、
この場所で、しかも元々生息していたとは、何とも妙な感じである.
花を咲かせた後の株も多くあった.ツメレンゲのように周囲に子株を作っている
のかと見たが、それは見当たらなかった.そもそも作らないのか?それとも
これから作るのか?少し気になる.
ツメレンゲを入手したばかりだというのに、イワレンゲも気になりだした
アサハマ.どこかに売られていないものか…
<その他2>
キノコバエ発生源である腐葉土の袋の中に設置したごきぶりホイホイ.
1週間程しか経っていないが、既に使い物にならなくなっていた.
理由:定員オーバー
この袋、口を開け放って2ヶ月以上は経っており、かなりカラカラに
乾いているはずだが、それでも次々にキノコバエの成虫が現れる.
湿り気がまだ残っている場所があるようだ.時々腐葉土を混ぜれば
どうか?