「工作」カテゴリーアーカイブ

2021/09/26 クロアゲハ・キアゲハ成長中

クロアゲハ

3齢.体長は1.8cmに達する.

キアゲハ

終齢.体長は3.3cm.採集時のアシタバ花序が食い尽くされそうになったので補充

蛹化に向けた仕掛け作り

ペットボトルキャップ・鉢底ネット・針金・紙紐を加工し、組み合わせてこのような構造物を作ってみた.
そして、こちらはワンダリング中のアゲハ幼虫に見立てた錘である.重さは1.5g位.

左が錘を構造物先端に乗せた時.右が錘を外した時の様子である.左の方が当然ながらたわんでいるが、その先にあるのは周囲を水で囲まれたアゲハ蛹化器である.この時点でピンと来るかもしれないが、asahamaも多くの場合日中の間アゲハ幼虫の面倒を見る訳にはいかない.日中アゲハがワンダリングをする時は、今までは大型のネットケージに予め丸ごと入れていたのだが、それでは冬の間そのケージを畳めず、他の用途に使う事もできず、しかしなるべく蛹を剥がすのは避けたい.何とかasahamaのいない間に蛹化器へ誘導できないかと考えた末の仕掛けである.思惑通りに行けば、一度幼虫が蛹化器へ乗り移った時点でこの「誘導器」は右画像のように跳ね上がり、二度と蛹化器から出ていくことができないという仕様である.

2021/09/20 アゲハ蛹化器2号試作

2階建て

ワンダリングのアゲハ達がもっと退屈せず歩き回れるよう、2階建て構造とした.あと、試験的に蛹化する面に黒のナイロン布を縫い付けてみた.
折角作っても、肝心のアゲハ幼虫が登れないようでは困るので、テスト幼虫を・・・このナミアゲハ幼虫(丁度ワンダリング中である)にはハエが入っているのだろうが、蛹化の可否を確かめるには十分である.

2021/09/05 お見合い・産卵カゴ改良

今年はもう使わないけど

改良1:今まで1面にしかなかった側面の扉を2面に増やした.

改良2:「改良1」と関連する部分だが、扉の可動部の全域・固定部の一部にステンレス線を回し、扉の変形を防いだ.
改良3:今までヘッドライト光直撃を防ぐ黒幕を固定する手段の一つだったマジックテープ方式を廃し、縫って固定する方式に.側面扉が二つになった事で、車固定具に対してカゴを回して付け直す必要がなくなった事を受けての措置.

2021/07/25 虫取り網改造

元は100均由来

伸縮性を持つ、小型の虫取り網を購入していたのだが、当時は網の部分がとても短く.飛んでいる虫を空中で捕える事は難しかった.しかし、コンパクトな性質は捨て難く、網の部分のみを洗濯ネットを活用して改造してみた.ちなみに洗濯ネットも100均由来で、特にミズアオ成虫用のカゴ関係でよくお世話になっている.

2021/02/23 お見合い・産卵かご2021ver製作その3

車に着けて検証

かごの底にも網を被せてひとまず完成.
上部に着けてある黒いパーツは、行き交う車のライトを遮る為のもの.ほんのちょっとの
ように見えるが、蛾は大概天井に陣取るのでこれだけでも十分.この、遮光パーツはかごの
2面には縫い付けによる固定をし、残り2面は、車へのかごの固定状況に合わせ1つの遮光パーツ
をマジックテープで着脱させて対応する(車内からの観察を妨げないよう、1面だけは外して
おく必要がある為).

では、着けてみる

我が愛車にて.ダブルクリップでドアバイザーからぶら下げ、風による揺れ防止の為ガラスに
吸盤で吸着させる.
この日は強風であったが、風下側であれば外れる心配は無さそうだ.
※風上側では使用しない.
横の扉を開いた様子.
ひっくり返して底の網を外した様子.今まではひっくり返して車体に固定する事が
できず、地面に置くしかなかったが、固定用の枠にかごをダブルクリップで留める方式に
改めたので可能となった.蛾を逃がす時に用いる予定.

お見合い・産卵かごはこれで様子を見よう.

もう一つの課題-羽化用スタンド

羽化自体には、完璧に用を成すのだが、いざかごに移動させようとしたり、逃がすため
枝に止まらせようとした時には結構不便だなと思っていた.特に後者のケースでは、蛾を
移し替えようすると暴れて枝に止まってくれない事がとても多い(羽化当日の内なら暴れ
にくいのだが).結局地面の草むらに放ってしまう破目となる.折角育てた虫との別れは
もっとスマートにしたいものである.
それならば、蛾が止まっている足場ごと自然界に置いていければいいのでは?
と思いついた.もちろん、作るのが面倒なスタンドをその都度手放す訳にはいかないし、
何より土に還る素材でなくてはならない.アイデア実現の為、今のスタンドを
少々改造する事にした.
足場の素材はクラフト紙にする.これなら問題なく土に還るだろう.
設計した形に切り出す.細長い2本の足のような部分は後で役に立つ予定.
既存のスタンドから鉢底ネット部分を取り除き、先程のクラフト紙を巻きつける.
巻きつけたクラフト紙がスタンド先端から引き抜く事ができれば思惑通りだが・・・
あっ、これだとスタンド先端の出っ張りが邪魔をしてクラフト紙が引き抜けない.
よって、先端の出っ張りは除去.(そもそも存在意義はあっただろうか?)
しかし、現状のスタンドの曲がり方ではクラフト紙を引き抜く時に大きな抵抗となってしまう
ようだ.曲げるポイントを増やしてスムーズなカーブにしよう.
これならどうかな?
うん、引き抜けるようになったね.
まずは1つだけ作って様子を見よう.

2021/02/21 お見合い・産卵かご2021ver製作その2

どうにか形に…^^;

窓を閉じる手段として、上の画像から察しがつく通り磁石を当初は検討していたが・・・

やっと閉じる・かごを傾けただけで開いてしまう・・・これではさすがにどうしようもない.
少々の隙間があるだけで磁力って格段に弱ってしまうのだな.

2021/02/11 ミズアオお見合い・産卵かご再検討

2020年ver はちょっとイマイチだったので…

2020年モデルとして作製したお見合い・産卵かご(画像左)は、蛾の出入り口を増やして雄の
アクセス・産卵後の雌の脱出を容易にする事がコンセプトであった.しかし、出入り口を増やし
た事によって、枠の重量がかさみ、かごが変形しがちとなり手軽にハンドリングできなくなった事・
そして、満を持して設けた横の出入口から雄が入らなかった事から、このモデルは破棄し、今年も
新たに作製する事にした.
今回のコンセプトは、「気流・光のコントロール」である.
前回は下側と横側から雄が入れるよう設計したが、今回はあえてかごの下側だけを出入口にして、
代わりに風を遮るシートを活用してフェロモンを含む気流がかごの下側から出ていくよう
コントロールする.そうする事で雄を必ず下側からアクセスするよう仕向けるのが狙いだ.
次に光について.今までは風通しを重視する一方、特に外からの光を遮る工夫は考えていなかった.
しかし、時折通りかかる車の明りはシャットアウトした方が雌の活性維持には良いだろう.
そこで、気流を妨げない程度に遮光する工夫も施す.
つづく.

2021/02/07 牛乳パックでスマホスタンド

スマホをテレビ代わりにするにあたり課題に遭遇

いつも使っているテレビは食卓から遠く、よく観れないので代わりにスマホを利用して
食卓に置いているが、食卓にただ置いただけでは少々画面が見ずらい.かと言って
スマホスタンドを調達する程のニーズも無いので、牛乳パックで作ってみることにした.
ただ形を成すだけでは味気ないのでラベルも着けてみる.
スマホを置くとこんな感じ.テレビが観れればよいので、縦置きもできるようには作っていない.

2021/01/30 自前液肥(原液)ボトル作製

一つの不満解消の為

はてこれは

原液を全てあけた馴染みのボトル.中からカラカラ音がした.何事かと中を覗いてみると
青く着色された結晶のようなものが幾つも入っていた.硝酸カリウムの結晶?
余りにもちょびちょび使っていたから待ちくたびれて析出しちゃったのだろうか?