2024/10/20 スズメガ2者蛹冬支度

エビガラスズメ

10月7日にピートモスに潜ったエビガラスズメ.まだ2週間だが、気になるので開けてみる.すると艶のある赤茶色の蛹が転がり出てきた.
飴細工のような美しい蛹.口の長いスズメガの蛹に備わる小腮環.しばらくぶりに再び見て見たかったのが叶った形.

さて、この蛹は保管の際、多分湿り気を沢山必要とすると思われるので湿らせたピートモスに深く収めるのだが、空間はあった方がよいと思ったので、まず窪みに蛹を横たえた後、鉢底ネットで天井の補強を準備した上で、その上から湿らせたピートモスの塊を載せてその上から更にピートモスを被せるという手法をとった.

セスジスズメ

10月17日にケース底から既に蛹化は確認している.冬支度として蛹を取り出してみる.
簡素な繭を開けると蛹が出てきた.

見た所ハエが活動している様子は無い.摘まむと腹部をクルクル回して元気そう.

エビガラよりは乾燥に強そうなので、先程エビガラを収めたピートモスの表面にセスジを横たえて、ラップを挟んだ状態でプラケースに蓋.日当たり側にアルミホイルを装着して屋外管理に移した.

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