2024/08/04 アオカナブン・クロカナブン状況

アオカナブン

繭玉の一つに大きな穴が!中は空っぽ.当時、「成虫か!」と色めいてマットを掘り起こしてみた.
これは今年採取した雌.もっと掘り進めると出てきたのは
この子か…やはり繭玉に穴を空けたのは失敗だったようだ.尚、動きは活発で指の間に盛んに潜ろうとした.

残りの繭玉もまだ蛹化していないに違いない.カラカラだったマットを少し湿らせて、繭玉と幼虫(望みは薄いが)を今度は深めに埋め込んだ.最低限の呼吸ができる程度にラップをして蓋を閉める.次の確認は10月初旬かな.

お相手が今年羽化して来ない事がほぼ確定したので、手元でキープしていた雌成虫は採取元の雑木林へ戻した.尚、今回のケース確認では卵・幼虫は見つかっていないが、マットに紛れて見つからなかっただけかも.という事で本種のケース側面も当面注意深く観察する事にする.

クロカナブン

ついでにクロカナブンの様子も確認してみよう.
マットの表面が凹んでいる.これはまだまだ食べられている証.

少し掘ると第一の幼虫が出てきた.相変わらず太っちょである.

左のバケツに入っているのはより分けた糞.まだまだ食いしん坊だなぁ.

まだ使えるマットを敷いてから幼虫らを置き、上からなけなしの腐葉土を載せて蓋.幼虫らは10頭全員無事.蛹化はまだ先の模様.

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