幼虫放野2頭目
何故夏飼育では若齢の斃死が現れるのか?
以下の点を踏まえてちょっと想像してみる.
・空調のある部屋で飼っていても発生する.→高温が原因とは考えにくい.
・霧吹きで毎日水分を与えていても発生する.→水分不足とも考えにくい.
・特に小さ目の若齢が斃死しやすい.
・3齢以降の斃死はほぼ無い.
・植物の中には季節に応じて防御物質をため込む量を変化させるものがある.
・ヤシャブシは夏以降の葉が初冬まで活動する.
ヤシャブシにとって夏以降の葉は特に重要なので、春の葉に比べて沢山の防御物質をため込む→防御物質に対抗する物質の保持量が少ない個体は不利になる.すなわち、夏において、特に小さな個体が防御物質に打ち勝てず死に至りやすい・・・のかなぁ~と.