2024/06/28~29 ポインセチアファイトプラズマ治癒実験

市場に出回っているポインセチアは皆ファイトプラズマに感染しており、それによって枝ぶりが改変され、観賞価値が高められているという.では、そうでないポインセチアはどんな感じなのか?興味はあったが、そのようなポインセチアを購入する事は難しいので、ならばファイトプラズマを除去してみようと思うに至った(以前もちょっと行った事があるが、今回はもう少し力を入れる).

6月28日

まずはウチで育っているポインセチアから、枝を3本切り取ってくる.
1本目はただ1時間水に沈めるだけ(対照実験)

2本目は50~55℃の熱湯に1時間沈める(温湯でファイトプラズマは除去できるか?の試み)

3本目はとりあえずの本命で、テトラサイクリン農薬(商品名:アグリマイシン)1000倍液に1時間沈める.

処理が終わったら、それぞれ準備しておいた鉢に挿す.何だか温湯処理した枝は既に怪しい…

6月29日

一晩経過.画像中央の温湯処理の枝はふにゃふにゃの煮物となってしまったのでこの後仕切り直す事に.画像右、抗生物質処理の枝もちょっと怪しい…

温湯処理を仕切り直し.湯温を45℃少々に下げて再挑戦.

1時間経過.湯の温度は44.5℃となっていた.

枝を取り出すと…おお、煮物になっていない.温度って大事.煮物にはなっていなかったが、葉の所々に浸水状のシミが.やはりこの温度帯が限界かな.

植え付け

6月30日追記

真ん中の枝が2回目の温湯処理のものだが、日中の内に見事に萎れてしまった.また仕切り直しかな…

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