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2023/05/18 カナブン羽化

もう(?)出てきた!

プラケースから何やらガサガサ騒がしい音がするな・・・と覗いてみると、いた!カナブンが成虫になって出てきている.

手に乗せての撮影は、撮影者の手際の早さが求められる(^^;).雄と雌1頭ずつ地上に出てきていた.どちらもカナブンらしいせわしない動きである.

もう交尾してしまってるかもだけど、一応雌雄は別のケースに分けておく.

正直あまり期待していなかったのだけど、出てくるものなんだなぁ.これまた、生きてて良かった(また大袈裟).それにしても、今はまだ5月.自然界でも成虫は出てきているのだろうか?

2023/05/13 アミメアリ 狩り一部始終

15:57

妻実家の庭に植わっているミカンのアゲハの様子を見に行った所、ナミアゲハと思われる1齢幼虫がアミメアリと思しき1匹のアリに、頭部付近を噛みつかれていた.

15:59

噛みつかれた辺りからは体液が漏れ出ており、これを感知したか、もう1匹のアリがとりついてきた.

16:01

更に別のアリも寄ってきた.

16:02

周囲の葉にはアゲハ若齢幼虫の食痕と思われるものが多数あり、アミメアリはどういう訳か食痕にとりつき噛みついているように見える.これには一体どんな意味が?

16:12

アリ達をよく見ると、動き・形がアミメアリと異なるアリが混じっている事に気付いた.アミメアリ達からはどうも邪見にされている雰囲気のこのアリ.種類は?

16:14

幼虫に集るアリに目を戻す.アリの数は更に増える.皆、最初のアリが噛みついていた辺りに集中している.

16:18

アリ達はすぐに幼虫を引っぺがすのかと思ったが、そうでもない模様.想像をたくましくすると、アリ達はまずは幼虫の体液を吸い取っているのかも知れない.

16:22~:27

他所の葉ではナミアゲハ4齢になりたてが脱いだ皮を食べ始めていた.こちらにもアリがちょっかいを出していたようだが、こちらではアリが数を増す事は無かった.

17:10

幼虫の頭部付近、形が崩れている.そして遂に葉から外れた.

17:18

複数のアリが幼虫を引っ張り合っている.

17:25

どうやらこの場で幼虫を解体するらしい.

17:26

1匹のアリが小さな断片をちぎり取り、葉を後にした.

17:34

残った大きな断片には依然多数のアリが集っている.更に解体するのか?

17:36

・・・と思ったら1匹のアリが残りの断片を持ち出した.

17:37

少しの間断片をぶら下げてじっとしていたが、間もなく幹の方へ、他のアリをかき分けるように歩いて行った.

17:37~:39

幼虫がいた辺りにたむろしていたアリ達は解散していった.

アリ達が強力な捕食者であることは知っていたが、その一部始終を今まで見た事は無かった.少々ショッキングであったが、貴重な瞬間を目にしたのであった.