2020/09/02~05 イラガ営繭

9月2日

枝の交換時

イラガの食べ跡.ミズアオよろしく葉柄の所まで食べきる.野外でこんな食べ跡を見つけて
も、それはヤママユ類、スズメガ類ではなくイラガ類と.いう事もある訳だ.
棒でつついて無理矢理新しい枝に移したせいか、落ち着きなく歩く幼虫.歩いている間は
小さな頭を出していて可愛らしい.
むちむちの腹側も好ポイント.
一枚の葉をうろうろ.
食事再開.やはりフードで頭を隠す.むしろ、このフードは食事の際、葉をがっちり固定
するのに無くてはならないのかも知れない.他のイモムシの胸脚のような位置づけで.

9月4日

早朝、何と行方不明になり、周囲を慎重に探した所何やら小さな物音が.調べるとカゴの縁
にイラガはいた.体は幾分縮んで、色合いも薄い黄色味を帯びている.暫く見ても移動を
せずもぞもぞしている所を見ると、どうやらここで繭を作るつもりらしい.(5:55)
これは丁度腹側を見せている所、繭は思ったより大分形になってきている模様.(7:07)
棘が繭に収納されてきている.(7:11)

ここで一度タイムアップ.続きは帰宅後.

恐らく頭側(向かって右側)が茶色の固い繭が完成した.