2020/06/09~14 クスサン営繭

6月9日

逆光で見てみる
「大」体長11cm(↑写真)、「小」体長9cm.逆光で見ると毛の密生具合がよく判る.

6月11日

6月12日

ワンダリング開始
「大」の方、今朝から妙に食事をしないので、もしやと思いネットケージ
で囲っておいた所、19:00頃、やはりガットパージ(大量の軟便)をして
ワンダリング(徘徊)を始めていた.
糸を吐きながら壁面を登る
ネットケージで繭を作られては具合が悪いので、プラケースに移動.
ケース壁面に盛んに糸を吐き着けている.今度は間違いなく
「上がり」を迎えたのだ.

6月13日

天井の隅で営繭
明くる朝、ケースの下に敷いた落ち葉・クッキングペーパーではなく、
ケース天井の隅で営繭を始めているのを確認.
大体できる
夕方には大体繭の形が出来上がっていた.
繭の下には折れた毛が沢山
繭の下には折れた毛が沢山落ちていた.

「小」も「上がり」

「小」も、昨夜から葉を殆ど食べず、枝先でひたすらじっとしていたので
もしやと思いネットケージに入れておいた所、昼過ぎやはりガットパージし、
ワンダリングを始めていた.

手乗り
幼虫見納めにつき、手乗り.
ミズアオのように繭用ケースに一時入れておいたのだが・・・落ち着く
気配が無い.
「小」営繭開始
試しに、ミズアオ飼育で残ったヤシャブシの枝に止まらせてみた所、
19:00頃枝先で繭を作る判断をした模様.

6月14日

ほぼ完成したように見える繭にて.幼虫が出口から頭を出して繭の縁を
内側に引き込む動作を繰り返している.