2020/05/25~31 オナガミズアオ成長中

5月25日

4齢に
(6:22)1頭4齢現る
オナガミズアオはボトルを2つに増やす
オナガミズアオのボトルは2つに増やす.
(2021/05/08 補足:左のボトルと、右の奥のボトルがそれ.右の手前
はクスサン用)

5月28日

ある個体の体長4cm強
全員4齢に.ある個体の体長4cm強.やはり大きな3齢から生じた4齢は終齢
の気配である.その個体は「BIG3」と名付ける事にしよう.

5月29日

そろそろ眠の4齢
2頭目、3頭目眠

5月30日

5月31日

皮は、体の真ん中辺りからずれ始めている事が分かる.20秒間隔で撮影
したが、もっと短い間隔でよかったかも.
脱皮後しばらく前ならえ
脱皮後の幼虫は決まってしばらく前ならえをする.皮膚の硬化を待っている
のだろう.お疲れ様.
「ヤシャブシ」を食べている
5月30日に交換した枝はどうやら「オオバヤシャブシ」ではない
「ヤシャブシ」の感じである(枝や葉柄等に毛が沢山生えている.裏面の
独特のてかり.側脈の本数 からして).しかし、BIG3および5齢1頭目は
問題なくこの葉を食べている.
今までの飼育では好んで食されなかったヤシャブシ.何故、今回の飼育
ではよく食べているのだろう?もしかすると、同じオナガミズアオでも、
ヤシャブシ節にも適応した一群・ハンノキ節にのみ適応した一群がいる
のかも知れない.
昨年より前の繁殖では東海村で得た雄を用いる事があった.
それが幼虫の嗜好性に影響を与えたが(東海村の個体群はハンノキ節で育つ.即ちヤシャブシ節を好まない?)、昨年は一年を通じて日立市の雄を用いて
繁殖できた事で、ヤシャブシ節を問題なく食べれるようになったのかも.
もしそうだとしたら、asahamaは昨年まで日立市のオナガミズアオの一群
に悪い事をしていたかも知れない.