2019/07/22~29 オナガミズアオ成長中

7月22日

まさか死んだ?
今回与えた餌への食いつきがいまいちだなと思っていた矢先、朝の事、ボトルの枝挿し込み口付近でつついても動かない個体がおり、さらにつつくとポロリと下へ落ちた.
当時は死んだものと確信し、帰宅後お別れしようかと思っていたのだが、果たして帰宅するとその姿はどこにも見当たらず.妻に尋ねてみたら動いていたので枝に戻したとの事.
そんな事もあるのかといたく感心した.
しかし、当面は大事をとり、生息地へ放していた1個体を自宅に戻して6頭体制で飼育をすることにした.
落ち着かない幼虫
それはそうと、より良い餌が必要と判断.孵化2日目にして別な樹の枝を用意する事にした.
左が新しい枝
左の枝がそれ.より「オオバ」っぽい枝をチョイスしたがどうだろう?

7月23日

食べ進んだ葉
一晩置いた結果がこれ.十分気に入ったようだ.
ヤシャブシの葉の食べ痕
一方こちらはあまり食べなかった方の食べ痕.丸一日かかってこの程度ではなぁ.

見た目に違いはないか?

食べなかった方の葉の縁
葉を横から見てみる.あまり食べなかった方は縁が波打っている.
よく食べた方の葉の縁
一方、こちらはよく食べた方の縁.波打ちが見当たらない.

あまり食べず、そして縁が波打つのはやはり「ヤシャブシ」ではないかと見ているが、一方、葉が波打たない方は常に「オオバヤシャブシ」なのかはもっと情報が必要だ.

よく葉を食べる1齢
1齢幼虫が落ち着いて葉を食べる様子を見るとやはり安心する.

7月24日

大分成長した1齢
3日目にしてかなり成長した.そしてこの日大部分の個体が眠に入った.

7月25日

脱皮したての2齢
2齢現る.

7月26日

ポーズを決める2齢
ポーズを決める2齢.個人的には、何度も言うが2齢の姿が一番恰好いいと思っている.
上の個体、多分末っ子
上の個体は多分7月23日に復活を遂げた個体だろう.
頭を振って散歩.

7月27日

眠に入った2齢
昼過ぎには5頭が眠に入った.

7月28日

3齢へ脱皮.

間もなく眠
末っ子も間もなく眠
ポーズを決める3齢
ポーズを決めている.黒の縁取りが大人しめの個体

7月29日

末っ子も含め全て3齢になった.成長の進んだ1頭を生息地へ放した.

オオバヤシャブシ落葉
この(多分)オオバヤシャブシの枝は採取から1週間 経つ.幸い萎れはまだ無いが、それでもくたびれているのか落葉が始まってしまった.新しい枝を準備.