この陽気に誘われてか、気の早いノコギリクワガタ達が地上に姿を
現していた.
皆かわいいサイズ.一番(暫定)大きい個体もこの程度^^;
まとめ飼いするとこうなるのだろうか…
この先も少しずつ出現個体は数を増すと思われ.
(2018/04/16朝)「まだ孵化しないかな~」といつものように卵を
覗き込むと…
卵の一つがもぬけの殻…という事は!
いた!新芽に陣取る1頭の見慣れた毛虫がそこにいた.
昨年フェンスで見つけた卵.君はやはりヤママユだったのだな!
翌日、残るもう1個も孵化.2個中2個孵化で、一応パーフェクト.
2頭とももりもり食事.食に対する執着ぶりはウスタビガの比では
ない.まあ、最初から破格の大きさだし.1.5cm程になった所で
4/22現在2頭とも眠.
4月22日朝、様子を見に行くと、卵の多くは孵化の痕があった.
一部であるが、その主も発見できた.体が小さい事と、食べ痕が
まるで見当たらない事から、どうやらこの日に孵化があった模様.
ちなみに、先週見つけた野生下の卵の主達は、残念ながら見つからず.
厳しいね.
人達が集まる前に足を運んだ大洗サンビーチで、首尾よくハマグリ
(チョウセンハマグリ)を拾う事に成功.殻の長さは丁度30mm.
ついでに、打ち上がっていてまだ動きのあったコブシガニの仲間
(ヒラテコブシか?)も持ち帰ってみたが、この日の内に息絶えた.
腹の中に妙なオレンジ色の領域が透けて見えていたが、ひょっと
するとフクロムシに侵されていたのかも.
早速、準備していた水槽に、汲んだ海水および海砂を入れ.
新兵器「スーパーバブラーV」を起動し、そこへハマグリ導入.
この水槽のサイズではスーパーバブラーが大きく見える^^;
水槽に入れたハマグリは、当初ピシャリと閉じていた殻を少し
開け、水管・外套膜を出して正常に海水を出し入れしているよう
に見える.しかし、4月22日17:00に至るまで潜砂行動をとって
いない.まあ、潜ると見えなくなるし、体力も使うだろうから
できればこのままでいて欲しいな…^^;
(追記)
2度目の換水にてしっかり潜砂してしまった^^;まあ仕方ない.
ハマグリを採った日の内に、非常用の餌として「フィトクローム」
を購入し、また、通販で珪藻をオーダーする.到着には数日
かかるかと思いきや、翌日(4/22)昼過ぎに到着.早い!
2Lペットボトルにて、海水で薄めた上で少しずつ使用することに
する.普段は無論冷蔵庫へ(ラベルを貼る必要があるな…そうだ
パッケージのラベルをペットボトルに貼り替えよう).
今年の春はいつになく早く進行している模様.いつもより早いが、
冷蔵庫で眠らせていたオナガミズアオは、そろそろ起こした方が
良さそうである.そして、その際使う羽化器について、今まであった
面倒事を解消すべく、改良する事にした.
従来の羽化器(画像左のペットボトルのもの)は、羽化成功の実績は
十分だが、羽化後の成虫を取り出すのは少々面倒であった.要は、
成虫が掴まるアーチ部分が、その形を維持し、自立したままペット
ボトルのカバーを簡単に外せれば便利という訳である.
例によって、鉢底ネットと結束バンドを用いて作製開始.
これでほぼ完成だが...少し愛が足りない.
紙紐を巡らす事で、より掴まりやすくなるだろう…
今まではキッチンペーパーを巻いていたが、多分こっちの方が
ベター.
蛹は全部で5頭だが、まずは2個だけ作って様子を見る.残り3頭分は
従来品を用いる.
何故、今まで気付かなかったのだろう・・・
ライトで繭を透かせば中の蛹がシルエットとして浮かび上がる.
蛹に対して繭は割と広めである.
尾端は繭に固定されているので、繭の端を透かした際、空間が
大きく空いて映る方が頭側.即ち出口なのだ.
今現在はどっちが出口か分からなくても特に問題は出ていない
が、今後何かで役に立つ?